2019.5.16
『翔んで埼玉』が大ヒット!埼玉県は本当に魅力がないの?
埼玉県は魅力がない?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
さて、映画『翔んで埼玉』が大ヒット中です☆埼玉県を徹底的にこき下ろした作品として知られる同作は、なんと30年以上前に、漫画雑誌『花とゆめ』で連載された漫画が原作です。原作者は、『パタリロ!』の作者・魔夜峰央さんで、出身は埼玉県・・・ではなく、新潟県だそうです。
埼玉県民は下賎なもので、東京都民からひどい差別と迫害を受ける様子をコミカルに描いた作品ですが、映画の公式ホームページにも、「夏に行きたい都道府県最下位」「冬に行きたい都道府県最下位」「郷土愛最下位」など、いかに魅力がないかがあげられています。
それでは、本当に埼玉県には行きたい場所や郷土愛がないのでしょうか。今回、ステキライフ編集部は、魅力がない埼玉県の魅力をご紹介します♪
夏に行きたい埼玉県の名所
埼玉県には確かに海がありませんが、山と川があるのはご存じでしょうか?志木・朝霞からは少し遠いかもしれませんが、秩父・長瀞では、いなかの牧歌的な風景を楽しむことができます。
特に、長瀞では川下りやラフティングが楽しめます。特に、思い切り水にぬれながらカヌーをこぐラフティングは、夏にぴったりのスポーツですね。また、長瀞には、天然の氷を使った阿左美冷蔵のかき氷があります。「ブラタモリ」でも紹介されていました♪
さらに、週末などを中心に、熊谷と秩父・長瀞方面をSLが走っているのはご存じですか。三峰口駅では、実際のSLが転車台をぐるっと回る様子を眺めることができます。
夏と言えば、お祭り!
夏と言えば、お祭りもたくさん行われます。朝霞の皆さんに一番なじみがあるのは、8月のはじめに実施される彩夏祭ですよね☆2日目の土曜日には、たくさんの打ち上げ花火が空を彩ります。
志木では夏休みの初めごろ、敷島神社の夏祭りが実施されます。毎年、10万人が参加する大きな祭りで、当日は民謡流しが行われます♪みこしや山車(だし)が町内をまわります。
冬に行きたい埼玉県の名所
冬と言えば、スキーやスケート。所沢市には、室内スキー場の狭山スキー場がありますし、西武園ゆうえんちなど、スケートが楽しめるスポットもあります。もちろん、関越自動車道に乗って1時間ほど車で走れば、新潟県の湯沢町や群馬県のみなかみ町あるいは長野県の軽井沢町にもすぐに行けるんです。
また、冬と言えば、イルミネーション。埼玉県内で本格的なイルミネーションが楽しめるのは、東武動物公園や西武園ゆうえんち、森林公園などが有名です♥
本当にないの?郷土愛
埼玉県民は郷土愛がないかと言えば、そんなことは全くありません!昨年、ゆるキャラグランプリで優勝したカパルは、組織票が全くないことでも話題になりました。
カパルは志木市文化スポーツ振興公社のゆるキャラ。ほかのゆるキャラと違って、誕生するも10年間放っておかれた過去を持ちます。また、Twitterのアカウントをなぜか2度凍結された歴史もあります。
しかし、カパルはTwitterで多くの人がフォローする大人気キャラに。2018年、とうとう「てっぺん」をとることができました!組織票のないカパルが優勝できたのは、郷土愛以外の何ものでもないでしょう。
最近、ブログを始めた『おかあさんといっしょ』の元たいそうのお兄さん・小林よしひささんは埼玉県出身。「うまい、うますぎる!」の『十万石まんじゅう』をブログなどで推していて、おっと思われたママさんもいることでしょう。
何もないけどいいところ
埼玉県は他の都道府県にあるようなレジャースポットが少ないかもしれません。しかし、映画が大ヒットしてもすがすがしい気持ちで見ていられるのは、魅力があるからだと思います。
筆者は他県出身ですが、子どもの学校や幼稚園に行くと、ママさん・パパさんがもともと埼玉県の出身だという人が、とても多いことに驚かされます。長く住み続けたいと思う人が多いのも、埼玉県の魅力ではないでしょうか。