2019.6. 1

6月10日は『時の記念日』時間の大切さを考えよう

6月10日は「時の記念日」

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

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プラチナウイークが終わり、祝日がない6月となりました。梅雨のせいで、なんとなくダラダラと過ごしてしまうというお子さんもいることでしょう。この時期にぴったりな記念日が、6月10日の「時の記念日」です。時間の大切さについて、親子で見直してみる機会にしませんか?

「時の記念日」って何?

「時の記念日」が制定されたのは今から約100年前の1920年(大正9年)のこと。欧米のように、日本人も時間を意識すべきだという意味を込めて、現在の国立天文台(当時の東京天文台)などが、記念日として制定しました♪

「欧米のように」と言いますが、電車の時間が時刻表通りにぴったりなのは日本ぐらいという、現代の人からすると少し不思議な気がしますよね。

なぜ6月10日なのかと言いますと、天智天皇の時代までさかのぼります。昔は日時計を使っておおよその時間を知ることはできましたが、雨の日や夜間は時間を知ることができません。そこで使われたのが水時計です。容器にたまった水の高さから、時間を知ることができるという道具でした。

この水時計が初めて使われたのが、6月10日だったそうですよ☆

どうやって時間を教える?

小さなお子さんを持つママさんは、いつ、どうやって時間を教えればよいのか、少し考えてしまうのではないでしょうか。

一般的に、子どもが時間の感覚を身につけるのは、4~5歳程度だと考えられています。そして、子どもが学校で時計の読み方を学ぶのは、小学1年生です。ですから、幼稚園に上がったぐらいから、家庭でも少しずつ時間の読み方を教えてあげるとよいでしょう。

時計の読み方を教えるときは、壁に掛かった時計のほうがよいです。まず○時00分と、1時間単位でわかりやすい時間から教えていきます。「7時になったら起きましょう。」「3時になったらおやつの時間」「6時になったら夕ごはん」というように、教えます。

それから○時30分を教えていきます。その後、少しずつ細かくしていきます。絵を描いて、時間を知らせてあげるのも効果的ですよね♥時間を教えてあげるようになりますと、お子さんからも「今何時?」と聞いてくるようになるでしょう。そうなりますと、覚えるのもすぐですよ。

最近では、時計の知育玩具もあります。分刻みでわかりやすく数字が書いてある、かわいらしい時計も出ていますよ♪通信教材の付録で目覚まし時計がついてくるものもあります。お子さんが気に入ったものを一つ購入し、時計に親しめるようにするとよいでしょう♪

子どもが時間を守れるようにするためには

さて、時計が読めるようになったからと言って、時間を守るのは難しいことです。特にテレビやゲームなどに夢中になっている場合、知らず知らずのうちに時間が過ぎてしまうということも・・・。

お子さんに時間を守らせるには、いくつかのコツがあります。まずは、時間についてはお子さんに考えさせて決めてもらうということ。もちろんママさんが上手にアシストして時間を決めてもらうとよいでしょう。1日30分~1時間というのが一つのめやすです。

そしてテレビやゲームの終了時間が近づいてきたら、「あと5分」というところでお知らせをしてあげますと、お子さんも時間を守りやすくなります。

一方、食事をする時間が長くなってしまうお子さんや、ピアノの練習などで集中力が持続しにくいお子さんに、時間の感覚を身につけてもらうなら、砂時計を利用するとよいですよ♥砂時計を使うことで、時間が流れていることを実感できます。

そして何より、ママさん・パパさんが時間を守ることも大切です。ママさん・パパさんが時間を大事にすることで、説得力も上がりますよね。

「時の記念日」を機に時間の見直し

お子さんに時間を教えるためには時計の読み方を教えるだけでなく、時間を守れるように意識づけや環境作りが欠かせません。「時の記念日」をきっかけに、家族で時間の大切さについてもう一度意識してみてはいかがでしょうか?

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