彩夏祭とは？

彩夏祭は朝霞市の市民祭りで、毎年8月第1金・土・日の連続する3日間に朝霞市で行われているイベントです。

彩夏祭は年々規模が大きくなり、今では来場数が約70万人にまでのぼっています。

たくさんのイベントや屋台の出店などが目玉で、花火は1時間に約9,000発も打ち上げられます。このように今では彩夏祭は、朝霞市の夏の風物詩になっているのです。

彩夏祭はいつから行われているの？

彩夏祭は、1984年（昭和59年）から始まりました。

本イベントは地域の人々が、年々地域の都市化や情報化が進むにつれて、人とのつながりや住んでいる地域への愛着が弱くなっていくことを危惧したことから始まったようです。

なぜ「彩夏祭」と呼ばれるようになったの？

「彩夏祭」の名称は、1995年（平成7年）に開催された第12回朝霞市民祭りで、公募によって決まりました。

埼玉県の愛称である「彩の国、埼玉」と「夏の彩り豊かな祭り」というイメージからこの愛称が選ばれたようです。

彩夏祭のメインイベントは「関八州よさこいフェスタ」と花火

現在の「彩夏祭」のメインは、「関八州よさこいフェスタ」と花火です。

「関八州よさこいフェスタ」は、1994年（平成6年）から始まったイベントで高知の「よさこい祭り」、北海道の「よさこいソーラン祭り」に並ぶ関東地方の鳴子踊りの拠点となることを目指しています。

毎年90以上のチームが参加して、彩夏祭を盛り上げているんですよ。

また上述したように花火は、1時間に約9000発も打ち上げられ、毎年多くの市民が夜空に咲く大輪の花に目を輝かせています。

彩夏祭のシンボルキャラクターは彩夏ちゃん

彩夏祭のシンボルキャラクターは、2001年の彩夏祭で一般公募により選ばれた「彩夏ちゃん」。

「彩」の字の形に結われたヘアースタイルと、両手に鳴子を持っている姿が愛らしいです。

新型コロナウイルスで中止されていた最近の彩夏祭

埼玉県民の夏の風物詩として人気の彩夏祭ですが、去年はコロナウイルスの感染状況によって中止となりました。

ただ今年も完全復活するわけではなく、花火の打ち上げはありません。その理由としては、他のイベントの中止が影響しているようです。

今年はコロナの影響や河川敷の堤防工事のため、近隣地域での花火イベントが中止になるところが相次いでいます。

その影響で彩夏祭の花火大会の来場者数が想定の範囲を超えたものになる可能性があるため、安全を考慮して花火の打ち上げのみ中止が決定されたのです。

たしかに花火は中止ですが、和太鼓の演舞やスポーツ関連のイベント、お店の出店などの魅力的なイベントはたくさん開催されますよ。

彩夏祭の開催場所や日程

彩夏祭の開催場所や日程は以下の通りです。

彩夏祭の会場

●前夜祭

・朝霞会場・・朝霞駅南口駅前広場・朝霞駅東口駅前広場
・北朝霞会場・・北朝霞公園野球場

●本祭

・朝霞会場・・朝霞中央公園・青葉台公園及びシンボルロードなど
　　　　　　　アクセス：東武東上線 朝霞（あさか）駅より徒歩約5分

・北朝霞会場・・北朝霞公園野球場、産業文化センター
　　　　　　　　アクセス：東武東上線 朝霞台（あさかだい）駅
　　　　　　　　　　　　　JR武蔵野線北朝霞（きたあさか）駅より徒歩約5分

彩夏祭の開催日程

●前夜祭･･･8月5日（金）午後3時～
●本祭1日目･･･8月6日（土）正午～
●本祭2日目･･･8月7日（日）正午～

関八州よさこいフェスタについて

彩夏祭の中のメインイベントである「関八州よさこいフェスタ」は3日間に渡って行われます。朝霞会場と北朝霞会場、どちらでも開催されますよ。

北朝霞会場ではステージ上での演舞が、朝霞会場では流し踊り（踊りながら町を歩く）が主なイベントです。

彩夏祭に参加する際の注意点

祭り当日は、会場周辺で交通規制が行われます。会場専用の駐車場はないため各会場への車での来訪は避け、公共交通機関を利用してください。

今年の夏は彩夏祭を楽しもう！

今年は2年ぶりに彩夏祭が開催されます。「彩夏祭がないと夏が来た気がしない！」とお考えの方も多いのではないでしょうか？

花火大会はありませんが、「関八州よさこいフェスタ」をはじめとするイベントや出店は予定されています。友達や恋人、家族と一緒に彩夏祭に訪れて、忘れられない夏の思い出を作ってくださいね。