登校班トラブル
登校班のトラブルって意外と多い?トラブルが起きたときは、どうするのが正解?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
小学校では、集団で登校する登校班体制を実施しているところも多いようです。
近所の子どもと一緒に登校するので、親としては安心する部分が多い登校班体制ですが、実は、登校班ならではのトラブルも報告されています。
そこで今回は登校班のトラブルと、そのとき親が取るべき対応について解説します。
子どもだけの登校班は、良い面ばかりに注目されがちですが、実際にはトラブルが発生している実情を踏まえて、親の対策を一緒に考えていきましょう!
登校班トラブルってどんなものがあるの?
まずは実際の登校班トラブルを3つ紹介します。
ケース① 班長の歩くスピードが速い
班長さんに小さい子どもたちがついていくために走って、転んでしまうことがあります。
また班長さんが、急に走り出したりゆっくり歩き始めたりと、自分のペースで通学するので他の班員が困ってしまうことも...
班長さんによっては、他の班にいるお友達と話をしたくて急いで登校することもあるようですね。
遅れると班長さんに怒られることもあるので、学校に行くのがイヤになってしまうお子さんもいらっしゃるかもしれません。
ケース② 上級生が意地悪をする
体の大きな上級生が、下級生を傘でつつく、ランドセルを引っ張る、体を押す、からかうなどの意地悪をすることもあるようです。
自分より体の大きなお兄さんやお姉さんにランドセルを引っ張られたり、体を押されたりしたら怖いですよね。
また服装をからかわれるといった意地悪をされると、イヤな気持ちになってしまうでしょう。
ケース③ 時間に遅れる子がいる
一般的に登校班は、時間を決めて集合し全員で学校に向かうルールとなっています。
1人でも遅れると授業開始時間に間に合わせるために、走らなくてはならなくなることも...
時間になっても来ないので、呼びに行くと「今、行こうと思っていたのに」と逆に怒られることもあり、班長さんもストレスを抱えているようです。欠席の連絡がない場合は出発をして良いのか、そして呼びにいった方が良いのか迷ってしまいますよね。
事情があって遅れてしまうこともあるので、仕方がない部分もありますが、遅れるのであれば連絡をして欲しいですね。
登校班トラブルが起きたら親はどうする?
登校班のトラブルが起きた際に、親が取るべき行動は3つあります。
この対策を通じてトラブルを解決し、子どもが楽しく学校に通える環境を整えてあげましょう。
解決方法① 親同士で話し合う
保護者間で解決できそうなトラブルであれば、まずは親同士で話し合うことをおすすめします。同じ登校班の保護者とトラブルの内容を共有し、連絡を取り合いながら解決に向けて動いていきましょう。
解決方法② しばらく付き添って様子を見る
子どもと一緒に集合場所まで行ったり、学校まで付き添ってみたりすることも、トラブル解決に有効です。
大人が一緒に歩けば、上級生が下級生に意地悪することもないでしょう。
また子どもたちだけの登校だと、交通ルールが甘かったり、気付かないところで危ない行動をしていたりすることもあります。ときどき、子どもの通学する様子を見てあげればママも安心できますね。
解決方法③ 学校や子ども会に報告する
いつも遅れてくる子どもがいるなど、子どもや親だけで解決できないようなトラブルは、登校班を管轄している学校や子ども会に相談すると良いでしょう。
この場合は学校や子ども会にトラブルの内容を正確に伝える必要があるため、複数の子どもから事情を聞いておくことを忘れないでくださいね。
また、親同士で話し合うと逆にトラブルに発展しそうなときも、第三者的な立場にある学校などに相談することをおすすめします。
せっかく、子ども同士は仲良く登校したいと思っているのに、親同士がケンカしてしまうなんて本末転倒ですよ。
子どもの安全のためにも登校班は大切!みんなでうまくいくルール作りを!
登校班体制は、子どもの安全を守るだけでなく、さまざまな年代が交わり合う、子どもの社会性を育む良いシステムです。
しかし、いろいろな考えを持った子どもがいるため、トラブルに発展してしまうこともあるでしょう。
そんなときは、班長さんやトラブルに合った子どもだけに話を聞くのではなく、周りのみんなの話を聞いてそれぞれの主張に耳を傾けてあげてくださいね。
そしてその後はみんなで安全に楽しく登校するためにはどうしたら良いのか、話し合いましょう。
保護者や子どもたちが知恵を出し合って、登校班みんなで守れるルールができれば、きっと子どもも登校時間を楽しみにしてくれるでしょう。