子どもが書く鏡文字・原因と対策
子どもからお手紙をもらった(^^♪でも、ちょっと変な字になっている(;^ω^)どうして鏡文字になっちゃうの?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
ひらがなが書けるようになった子どもからお手紙をもらうと、我が子の成長が実感できてうれしいですよね(*^▽^*)
でも、子どもが書く文字の中には『鏡文字』が混ざっていることがありませんか?そんな時「うちの子は、文字がちゃんと認識できていないのかな?」と不安になってしまうことも...(>_<)
そこで今回は!子どもが鏡文字を書く原因と対策をご紹介!実は、あまり気にしなくても大丈夫なようですよ(*^▽^*)
なぜ子どもが鏡文字を書くのか?
ひらがなやカタカナを覚えた子どもが、たどたどしい手つきで一生懸命に文字を書いている姿を見ると、微笑ましいのと同時に子どもの成長を感じられて誇らしい気持ちになりますよね。
「何を書いているのかな」とのぞいてみると、普通の文字に混ざって左右が反転している文字を見つけることもあります。
これはいわゆる「鏡文字」といわれる文字で、字を覚え始めた幼児期に多く見られる現象ですが、どのようなことが原因で起こっているのでしょうか。
【左右の認識がうまくできない】
小さな子どもにとって、「上下」「前後」の認識は比較的簡単にできますが、「左右」を判断するのは苦手だといわれています。
子どもによっては、「お箸を持つ手が右」と教わって理解していることもありますが、向く方向によっては、左右が逆転することもあるので、頭の中が「?」で埋まってしまうこともあるでしょう。
例えば、握手は右手でするものだと教わって右手を出したら、相手は、自分から見て左手を出してくる...小さい子どもにとっては、うまく理解することができなくて当然ですよね。
【文字を大まかな形として認識している】
文字を認識するときは、縦や横の線、曲線、点など文字を構成する要素を把握してから左右の位置関係を認識するとされています。
しかし小さな子どもは、文字を1つの形として認識しているため、文字の構成を大まかにとらえています。
小さい子どもが「の」や「る」を書こうとして、ぐるぐるの円を描いているところを見たことがありませんか。同じように、文字を何となくのイメージでとらえているため、鏡文字になってしまうことがあるんですね。
中学校でアルファベットを習い始めた頃に「bとd」「pとq」が良くわからなくて苦労したママやパパもいるかもしれません。これも、縦棒に丸がついていることは理解できても左右の関係が正しく認識できていなかったことが原因だといえます。
つまり、子どもが鏡文字を書いてしまうのは、まだまだ発達途中にあるから...ということなんですね(*^▽^*)
【左脳が未発達だから】
人の脳は、左右で感性や感覚、言語などの理論的な情報を分けて使っています。
大人になれば、右脳、左脳の両方がバランスを取って上手に生活をしていけますが、子どもが小さい頃は、まだまだ脳が未発達です。
特に左脳が未発達の子どもは、目からの文字情報を「イメージ」で右脳に伝達することはできますが、左脳で理論的に活用できないので、無意識に鏡文字になってしまうことがあるといわれています。
子どもが鏡文字を書く場合の対応策!
子どもが鏡文字を書いてしまうのは、成長過程の1つであることがわかりました。
しかしママとしては、なるべく早く普通の文字を書いてもらいたいと思うのも当然(;^ω^)
では子どもが鏡文字を書く場合は、どのように対応すれば良いのでしょうか。
ひらがな50音表を活用しよう
ひらがながいつも目に入っていれば「あれ?形が違うかも...」と子どもが気付くきっかけになります。そのため、子ども部屋やお風呂場、トイレなどにひらがな50音表を貼ってみるのも良いですね。
あまり文字に興味がないようであれば、文字の横に書かれているイラストに注目して文字のイメージとつなげていく方法もあります。
大人からすると、「あ」から順番に50音を教えていきたくなりますが、ここはぐっと我慢(;^ω^)
子どもが興味を持った文字から取り上げていくようにしてくださいね。
また、ひらがなには「は」と「ほ」、「め」と「ぬ」、「ら」「ろ」「る」など似た形の文字がありますよね。
これらを子どもと一緒に50音表を見ながら探して書き出していきます。どの部分が違うか遊びながら比較をさせることで、鏡文字が治っていくこともありますよ。
あまり気にせず書くことの楽しさを教えてあげて!
子どもが書く文字を見て鏡文字だったら「ちゃんと書けるようになるかな」と不安に思うママもいるでしょう。
しかし小さな子どもが書く鏡文字は、成長過程の1つで、いつのまにか普通の文字を書くようになるといわれています。
それよりも、子どもが書く鏡文字を治そうとママが一生懸命になり過ぎて叱るのはNGです。
まずは、文字を書く楽しさを知ってもらうことが大切(*^▽^*)
子どもが文字を書いたら「すごいね!」「楽しいね!(^^)!」とたくさん褒めてあげてくださいね。子どもの鏡文字が見られるのも今のうちだけですよ(^^♪