スケボーが滑れるってかっこいい!
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
東京オリンピックのスケートボード競技での活躍で、スケートボードに注目が集まっています。
オリンピックを見て「スケボーをやってみたい!」と言い出した子どもの数も増えているのではないでしょうか?
ですが、スケボーは意外と練習する場所が見当たらないんですよね...。
そこで今回は、スケボーが練習できる場所やスケボーをするときの注意点について詳しく解説します。
スケボーは道路では使用できない?
スケボーは公道では使用できない、と思っている人は多いですよね。
実は、スケボーは道路交通法では明確には使用を禁止されてはいません。
道路交通法では、
交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。
を禁止とするとあります。
「ひんぱんな道路」とはどれくらいを指すのかはっきりしないため判断が難しいですが、言い換えると交通がひんぱんではない道路ではスケボーを使用しても違反ではない、ということになりそうです。
過去に行われた裁判では、
1時間あたり、原付30台、自転車30台、歩行者20名程度の場合は、交通のひんぱんな場所とはいえない
とされたことがありますが、現在では市町村などの条例でNGとなっている場所もあり逮捕者も出ているので、明確に禁止はされていないにせよ、取り締まりは厳しくなっていることが予想されます。
スケボーの練習場所
明確に禁止ではないということでしたが、道路での練習は子どもが事故に遭う可能性や事故の加害者となる可能性がとても高くて危険なのでやめましょう。
では、具体的にはどんな場所で練習すればいいのでしょうか?
おすすめは、スケボーパーク。スケボーパークは、スケートボードやアグレッシブインラインスケート、フリースタイルBMXなどが練習できる運動施設です。
近年ではスケボーの人気に伴い数が増えており、2021年5月現在で、全国にある公共のパークの数は243ヶ所、民間が175ヶ所あることが判明しています。
スケートパーク以外では、スケボー禁止ではない公園や駐車場、大きな川沿いの遊歩道などがあります。
ただし、いきなり禁止の立て札が立つこともあるため、スケボーが禁止でないことを必ず確認してください。
スケボーをするときの注意点
子どもが安全に事故がないようスケボーを楽しむために、スケボーをするときには、次の4つの点に注意してください。
プロテクターとヘルメットを必ず着ける
もし、「かっこ悪い」「ダサい」と子どもが言っても、プロテクターとヘルメットの着用は絶対に譲ってはいけません。
スケボーは慣れてくるとスピードも出てくるため、転倒すると頭や身体を打ってケガをする可能性が高いスポーツでもあります。
最悪の場合スポーツができなくなったり命にかかわったりすることもあるため、転倒の危険性を子どもにしっかりと説明し、ヘルメットとプロテクターを必ず着けることの重要性を理解させてください。
なお、プロテクターには、肘パッド、膝パッド、リストガードがあります。3つセットで必ず着けるようにしましょう。
専用シューズ
できれば普通の靴ではなく、スケートシューズを購入することをおすすめします。
普通の靴でスケボーをすると、靴の側面や裏がすぐに消耗してしまいます。
スケートシューズは、側面や裏面を2重にしたり頑丈な素材を使用したりして作られています。
また、足に負担がかかりにくいよう、クッション性を高めたり、ボードの上で安定しやすいよう、裏面に細かなでこぼこがつけられたりしているので、事故やケガのリスクを下げることができます。
親や大人と一緒に練習する
スケボーは、ケガやトラブルに発展しやすいスポーツなので、親や大人が見ているところで練習するようにしましょう。
子どもが万一危険な行為をしたときやケガやトラブルが起こったときにすぐに対処できるよう、親や大人がしっかり注意する必要があるからです。
プロテクターやヘルメットがしっかりと着用できているかを、始める前に親がチェックすることも大切な役割です。
一般道では練習しない
交通量がひんぱんではなくても、一般道は段差や坂道などがあり、ケガやトラブルのリスクが高くなります。
一般道での使用は避け、上述したように、スケボーが禁止されていない公園や駐車場、遊歩道、スケートパークで練習しましょう。
埼玉県新座市に、有料の本格的な練習場があります。
名称:ハオレスケートパーク
場所:埼玉県新座市中野1丁目16−15
営業時間:月・・17:00~23:30
火・・9:00~23:30
土日祝日・・7:00 ~ 23:30
結構遅くまでやっていますが、小学生以下のお子さんは21時までの決まりがあります。
かなり本格的に練習できる場所なので、興味がある人は行ってみてくださいね。スケボーの練習方法が間近で見られるかもしれません♪
マナーを守ってスケボーを広めよう!
「スケボーはケガや事故が心配」と思うママもいるかもしれませんが、プロテクターとヘルメットを必ず着用し、親の監視のもとで行うことでリスクを減らすことができます。
乗り方や止め方を正しく身に付けることもリスクを減らすうえで大切なので、スクールに通うこともおすすめです。
スケボーは音がうるさく騒音と捉えられることも多くありますが、楽しみながら体幹を鍛え、集中力をつけたり達成感を得たりできる良いスポーツでもあります。
スケボーをするときは、使用可能な場所でマナーを守ってスケボーのよさを広めましょう!