2022.1.30

冷え性の子どもが増えている⁉子どもが冷え性になる原因と対策

冷え性になると悪影響がいっぱい!

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子どもの体温はここ30年で1度ほど下がっており、冷え性の子どもが増えていることをご存じでしょうか?

「子どもは体温が高く側にいると暖かい、と思っていたからびっくりした!」というパパママも多いかもしれませんね。

子どもが冷え性になると、無気力やアレルギーになりやすい、などさまざまな弊害が発生するため、ぜひ予防したいものです。

この記事では、子どもが冷え性になる原因や冷え性になると起こる症状、改善方法を紹介します。

「うちの子、もしかしたら冷え性かも?」と思い当たるパパママは、ぜひ参考にしてください。

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子どもが冷え性になる原因

子どもが冷え性になる原因には「筋肉量の不足」「自律神経の乱れ」があります。

この2つを引き起こすのが、以下に挙げる生活習慣です。

運動不足
近年では子どもが安心して遊べる場所が減ったことや、塾や習い事が多い、テレビゲームをする、などの理由で子どもの運動量が減っています。

直近ではコロナ禍による外出禁止も、子どもの運動不足に拍車をかけています。

体温の40%は筋肉が作るため、運動不足で筋肉が少なくなると体温も下がって冷えの原因となります。

また、運動することで血流が良くなったり、夜ぐっすり眠れるようになって冷え性の原因の1つである睡眠不足を解消したりします。

そのため、運動不足になると冷え性を引き起こすリスクが高くなります。

睡眠不足
睡眠不足も自律神経の乱れの原因となります。自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、良質な睡眠中は副交感神経が優位になっています。

睡眠不足になると自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になって血流が低下して冷え性になったり、不眠症になったりします。

朝食を食べない
朝食を食べないと体内時計が働きにくくなり、自律神経の乱れを引き起こします。

自律神経は血流や体温調節にも関わっているため、自律神経が乱れると冷え性になることがあるのです。

また、朝食を抜くとブドウ糖が足りなくなるため、肝臓に溜めてあるグリコーゲンが使われてしまいます。

グリコーゲンは筋肉のエネルギーを生み出すため、グリコーゲンの不足は筋肉量の不足につながることもあります。

冷暖房
人間の体は暑くなると副交感神経が優位になりますが、寒くなると交感神経が優位になります。

そのため、冷暖房の効いた部屋から外に出る、を繰り返していると自律神経のバランスが乱れて冷え性になります。

子どもが冷え性になるとどうなるの?

子どもが冷え性になると、以下の症状が現れます。

無気力になる
体温は夜中に低く、昼に高くなります。ところが冷え性で体が冷えていると体温のリズムが乱れて、朝になっても脳や体が眠っている状態が続いてしまいます。

そうなると、集中力ややる気が出ずに無気力になってしまうのです。

アレルギーを引き起こす
免疫力は、体温が1度下がると30%下がると言われています。

ですから、冷え性になると免疫力が低下し、アトピー性皮膚炎や鼻炎などのレルギーを引き起こす原因となります。

風邪を引きやすくなる
冷え性になって免疫力が低下すると、アレルギーを引き起こしやすくなるだけでなく、ウイルスや細菌を駆逐する力が弱くなるので風邪などを引きやすくなります。

改善方法

子どもの冷え性は、以下に紹介することを行うと予防・改善できます。

生活リズムを整える
早寝早起きをして、決まった時間に食事や睡眠を取る、運動をするなど生活リズムを整えると、自律神経も整います。

運動をする
運動をして体を動かずと、血流が良くなったり筋肉量が増えたりして体温が上がり、冷え性が改善されます。

また、体を動かすことで夜ぐっすり眠れるようになり、冷え性の原因の1つである睡眠不足を改善します。

食生活を改善する
朝食を食べないことが冷え性につながることは、上記で解説しました。

朝食抜き以外にも、インスタントやレトルト食品の多用により必要な栄養を摂ることができなくなることも、冷えや集中力の低下、情緒不安定などの症状を引き起こします。

また、アイスクリームやジュース、冷たい飲み物など体を冷やす食べ物ばかりを摂ることも、冷え性を悪化させる原因となるので注意しましょう。

バランスの良い食事を摂ることを心がけ、冷たい飲み物や食べ物を食べ過ぎないよう、気をつけてください。

積極的に摂りたい食べ物は、しょうが。しょうがは体を温める働きがあるので、紅茶や豆乳、甘酒などにすりおろしたしょうがを入れた飲み物を摂るようにするといいでしょう。

子どもの冷え性は親のサポートで防ぐことができる

子どもの冷え性は、親が規則正しい生活を送り、栄養バランスの良い食事を摂るようサポートすることで予防できます。

戸外でしっかりと遊ばせ、シャワーではなく湯船につかるようにするのも効果的です。

自律神経の乱れは冷え性だけでなく、体のさまざまな不調を引き起こします。

子どもだけでなくパパママも一緒に取り組んで、家族で健康になりましょう。

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