2021.8.17

日本と何が違うの?海外の子育て事情をチェック!!

自立が大事?日本は過保護?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

日本では当たり前と思っている子育ての仕方や環境。 海外ではどうなのでしょうか?

自分では当たり前と思っていることが、そうではないことに気がつくと、子育ての悩みが軽くなるかもしれませんよ。

この記事では、日本と海外の子育てについて、日本と違うところを紹介します♪

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子育ての常識は国によって異なる!

「悪いことをしてはいけない」というのは常識でどの国でも共通だと思いますが、子育ての常識は国によって様々です。日本では常識でも、海外では非常識だと思われることもあるんです。

さて、どんなところが日本と違うのでしょうか!良い部分があれば真似してみたいですよね!さっそくチェックしてみましょう。

日本と違うところは?

子育てについて日本と違う面には、次のようなものがあります。

赤ちゃんは別室で寝る
海外ドラマや映画などのシーンで見たことがある人も多いかもしれませんが、海外では赤ちゃんや子どもは夫婦の寝室とは別の部屋に寝かせるのが主流です。

ベビーモニターで様子をチェックできるようになっていますが、日本のように夜泣きをしてもすぐに抱き起こすこともあまりしないようです。

夫婦の時間を大切にするため、夜泣きによる親の睡眠不足を防止するため、子どもに自立心を養わせるため等が理由です。

しかし近年では生後半年までは、乳幼児突然死症候群(SIDS)リスクを低下させるために同じ部屋で寝かせることが推奨されています。生後半年を過ぎたあたりからは別室寝です。

子育ては両親で行う
近年ではイクメンという言葉ができ、育児に参加する父親が増えつつある日本ですが、イクメンという言葉がある限りはまだまだ育児の中心は母親でしょう。

アメリカやカナダ、ノルウェーなどでは、育児休暇は男女関係なく取ることができ、父親が育児に参加することが普通です。

また、育児中でも両親だけの時間を取ることも大切、と考えられており、祖父母やベビーシッターに預けて夫婦で出かけることは当たり前に行われています。

子どもと一緒にお風呂に入らない
日本は外国に比べて水が豊富なせいもあり、ゆっくり湯船につかる文化が発達しています。

育児にはあまり協力的ではない傾向にある父親も、お風呂は子どもと一緒に入る、という人も少なくありませんよね。

対してアメリカでは、6歳以上の子どもの入浴時は大人は服を着て、湯船の外でサポートをする形で行います。

とくに、父親が娘と一緒に入ることはタブー視されており、虐待を疑われ、警察に通報されることもあります。

日本では温泉施設などで未就学児が異性のお風呂に入るのもよくあることです。しかし異性の浴場へ行くことについては、よく議論されたり問題が起きたりするため、近々日本でも認識が変わってくるかもしれません。

母乳の出より頭の形
日本では、病院でもなるべく母乳で育てるように指導があることもあり、母乳信仰に近いところがありますが、海外では完全ミルクも一般的です。

代わりに外国では頭の形にこだわりがあり、赤ちゃんにヘッドギアをつけることもそう珍しいことではありません。同様に、歯並びにも強くこだわることがあります。

子どもを一人にしない
海外では子どもを一人にしてはいけないのが共通認識であります。

具体的に状況や子どもの年齢が定めてある場合も多く、車で5分間留守番させただけでも違法です。

自宅での留守番も禁止されている場合があるため、子どもを置いて出かける場合は留守番のために、ベビーシッターなどを雇います。

これは海外旅行中の日本人にも求められることで、子どもをホテルの部屋や公園で少しの間でも一人にさせると通報される可能性があるので気を付けましょう。

日本と違うところ・しつけの違い

しつけの面では、次のような違いがあります。

自主性を重んじる
日本では、他人に迷惑をかけないようにすることが重んじられ、叱る時も「こうしてはいけない」と叱ることが多いです。

アメリカやカナダでは、「あなたはどうしたいの?」と問い、子どもの自主性を育てることが重んじられています。

その結果、自分のことは自分で行い、自分で決めることが普通となるため、日本のように子どもに手をかけることはあまりありません。

これは日本の子育てでも取り入れたい事ですね。特に引っ込み思案な子どもを持つ親は、子どもへの質問に子どもの答えを代弁するように口を挟んでしまいがちです。そうすると自主性を育てるのにはよくありません。

怒鳴ったり叩いたりしない
多くの国で子どもが間違ったことをした時や言うことを聞かない時に、子どもを怒鳴ったり叱ったりしません。

子どもを怒鳴ったり叩いたりすると、虐待として通報されることもあります。

アメリカでは、部屋の隅やソファの上などの決められたしつけ用スペースに一定の時間座らせて(立たせる場合もあり)反省の時間を与えるタイムアウト方式が一般的なしつけの方法として採られています。

子どもは褒めて育てる
アメリカでは、子どもは褒めて自己肯定力を高め、やる気を引き出させて育てます。

人前でも子どもの良い点はしっかりと褒め、人から褒められると、「ありがとう!私も同感よ!」と肯定します。

謙遜の概念がないため、自分の子どもを「愚息」などとは言いませんし、「うちの子なんか...」なんて言いません。

ついつい褒められると、「でも〇〇は全然で!」など言ってしまいがちですが、子どもはしっかり傷つくので気を付けたいですね。

真似したいところは積極的に取り入れよう!

日本と外国の子育ての違いに驚くこともたくさんありますね。

全て海外流の子育てが優れているわけではありませんが、真似したいところは積極的に取り入れたいものです。

特に子どもを叩いたり叱ったりしない、褒めて育てる、自主性を重んじるなどすぐに真似できることもあります。もちろん、日本でもやっていることではありますよね!

子育ては、国によっても異なりますが、時代や背景によっても異なります。1つの方法にこだわらずに、違う考え方も柔軟に受け入れて、子どもが伸び伸びと育つ家庭を築いていきましょう!

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