2021.8.19

子どもの身長はまだ伸びる?背が伸びる子の特徴

背が伸びる子の特徴

うちの子は大きくなるのかな?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子どもが中学生くらいになると、「身長どのくらいになるかな?」「いつまで伸びるのかな? 」と気になってくるパパさんママさんもいると思います。

とくに男の子の場合は、背が高くなって欲しいなと思っている方も多いかもしれませんね。

実は、子どもの身長はある程度予測できます。この記事では、子どもの予測身長の求め方や、身長が伸びる子どもの特徴、身長を伸ばす方法を紹介します♪

子どもの身長が気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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身長はいつまで伸びる?

人間の身長は、赤ちゃんの時と思春期の2つの時期に大きく成長します。

生まれた時の身長は大体50㎝前後です。4歳くらいまでに2倍の100㎝前後にまで成長するため、この時期を第1次成長期といいます。

次に大きく伸びるのが、第2次成長期である思春期。個人差があるのですが、小学校の高学年くらいから始まります。

この時期には、男子はⅠ年間に10~12㎝、女子は8㎝くらい身長が伸びます。

この時期を「成長スパート」といい、18歳くらいまで続きます。

一般的には成長スパートが始まってから2~3年後くらいに身長の伸びは止まるとされています。

女の子より小さいうちの子大丈夫?

背の高い同級生の女の子を見かけると、少々不安に思いますよね。

しかし大丈夫です。男の子は女の子より伸び始める時期が遅い傾向にあります。

男の子の身長が伸び始める時期は女の子より遅く、13歳前後。そう言えば、小学校の高学年から中学校1年生くらいまでは、女の子の方が背が高い場合もありましたよね。

男の子は伸びるのが止まるのも遅めで、子どもによっては高校生、大学生の頃まで伸びる場合があります。

男の子の場合、大人と同じような濃いヒゲが生えてくるようになると、身長が止まる時期がせまっていると考えることができるので、目安にしてみても良いかもしれません。

女の子の身長はいつまで伸びる?

女の子の場合は、男子よりも早く身長が伸び始めます。伸び始めの時期は、11歳前後。小学校高学年の頃です。

成長スパートは、性ホルモンの分泌が活発になると終わりが近くなります。

女性は生理が始まると女性ホルモンの分泌が活発になるため、初潮を迎えると身長の伸びの終わりが近くなります。

両親の身長から計算できる予測身長の求め方

子どもの身長がどれくらいまで伸びるのかは、両親の身長からある程度予測できます。

予測の計算式は以下の通り。

●男の子の場合

身長=(父親の身長+母親の身長+13)÷2+2

●女の子の場合

身長=(父親の身長+母親の身長-13)÷2+2

この式で出た数値はあくまでも「予測」です。身長が伸びる要因はいろいろあるので、参考にする程度にしてくださいね!

身長が伸びる子の特徴は?

身長が伸びる子どもには次の特徴があります。

ホルモンの分泌が活発

思春期に「成長ホルモン」や「甲状腺ホルモン」の分泌が活発な子どもは、身長が伸びやすくなります。

成長ホルモンや甲状腺ホルモンは、骨の成長を促す働きがあります。

そのため、これらのホルモンが正常にかつ活発に分泌されている子どもは身長が伸びやすいのです。

骨端線が開いている

骨端線(こったんせん)は、骨の中央部分と端の間にある軟骨のこと。

この軟骨が開いている間は身長が伸びます。骨端線が開いているかどうかは手のひらのレントゲンを撮るとわかります。

ただし、ケガをしていないのにレントゲンを撮ることは自由診療となって保険の対象にならないので注意してくださいね。

男の子の場合は、濃いヒゲが生えてきた時は骨端線が閉じてきていると考えて良い、といわれているので目安とすることができます。

遺伝

身長が伸びるかどうかに、遺伝は90%もの影響を与えると考えられています。

そのため、両親の身長が高いと子どもの身長が高くなる確率は増えます。

ただし、遺伝も個人差があります。父親は高いが母親は低いなど違いがある場合は、兄は身長が低いのに弟は高いなど子どもによっても違いが出る場合があります。

身長を伸ばすためにはどうすればいい?

では、身長はどうすると伸びやすくなるでしょうか?

身長は、次の3つに注意すると伸びやすくなると考えられています。

睡眠をしっかり取る

睡眠には、脳が起きているレム睡眠と脳も眠っているノンレム睡眠があり、成長ホルモンは、ノンレム睡眠時に分泌されます。

質の良い睡眠を取るとノンレム睡眠が増えるので、十分な睡眠時間をしっかりと取ると身長が伸びやすくなります。

事(栄養)に気を使う

身長を伸ばすためには、骨をつくる栄養素であるカルシウムを摂ると良いことは知られていますよね。ですが、カルシウムだけを摂るのではなく、タンパク質やビタミン、ミネラルを同じに摂ると効果がアップすることはあまり知られていません。

タンパク質も骨をつくる栄養素となり、ビタミンC、D、K、Bやマグネシウムはカルシウムとタンパク質の吸収率を良くします。

また、アルギニンや亜鉛、鉄分なども身長を伸ばすのに効果が期待できるので、これらの栄養素をしっかりと摂ることが重要です。

適度な運動をする

成長スパートを迎える前の時期に体を動かすと、身長が伸びやすくなると考えられています。

ですので、小学生の頃に外でたくさん遊んだり、サッカーや水泳などの習い事で体を動かしたりすることは、身長を伸ばす効果があります。

のびのび過ごして身長を伸ばそう!

身長を伸びやすくするためには、体を動かし、しっかり食べてきちんと眠ることが大切です。

身長が伸びる時期は同時に体重も増えるため、思春期に体重が増えたからとダイエットをすると、身長の伸びが止まる可能性があります。

また、強いストレスを感じると成長ホルモンの分泌が悪くなることもわかっています。

子どもの頃に、規則正しい生活をしてバランスの取れた食事をすることや、のびのびと楽しく生活することも身長を伸ばすために大切です。

身長を伸ばすためにも、子どもらしく楽しく毎日を過ごせるように環境を整えてあげましょう!

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