2021.7.17

子どもに時間を守らせるにはどうしたらいい?

成長とともに求められる時間管理はどう育てる?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子供がまだ小さいうちの時間管理は親が行い、時間を守って行動している子どもが多いと思いますが、小学生や中学生になると親元を離れることも多くなり自分自身で時間を守れるような行動をする必要があります。

登校時間に遅れないように家を出ることが必要になったり、自分でお友達と約束をして出かけたりするときに時間を守る習慣がついていないと、そのままルーズな大人になってしまうことも。

そうなる前に、時間を守れる子どもになるにはどうすればよいのでしょうか。実は、子どもが遅刻についてどう思っているかを最初に知ることが大切です。

遅刻はダメなものだと思っているのか、それとも遅刻をしても平気なのかでそれぞれ対処法が違いますので、まずはどちらのタイプに当てはまるのかを考えてみましょう。

今回は、タイプ別で子どもが時間に遅れず行動できるようになるためのアイデアをご紹介します♪

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遅刻はダメだと思っている子どもへの対処法

遅刻してはいけないと思っているのにしてしまう子は、まだ時間の感覚が身についていないことが多いです。

例えば8時までに学校に行かなければならないとします。大人であれば、支度にかかる時間を逆算して行動をし始める時間を決めることができますが、まだ行動予定をうまく立てられない子どもにとっては難しく、8時という行動が完了する時間だけを意識してしまいます。

その結果、何時に行動を開始したらよいかがあいまいで準備に時間がかかってしまい、遅刻するという負のサイクルに繋がってしまうのです。

この場合は、出発するまでにしなければいけないこととそれにかかる時間を逆算して考え、行動を始める時間を決める習慣をつけるようにしましょう。

まずは、「歯を磨く」「朝食を食べる」などの行動予定をリストアップし、それぞれどれくらいの時間がかかるのか考えさせます。かかる時間がわかったら、何時に起きなければいけないかが子どもにもわかるはず。

こうすることで時間感覚が養われ、常に行動の始まりの時間が意識できるようになります。

ここで大切なのは、親が主導して決めてあげるよりも子どもに自分で考えてもらうこと。問題を意識して主体的に考えることで、より身に付きやすくなるでしょう。

遅刻が平気な子どもへの対処法

次に、遅刻しても平気だと思っている子の対処法をご紹介します。

このタイプの特徴として、「時間は有限で大切なものである」ということを理解していないということがあげられます。そして、これには親の普段の様子が関係していることもあります。

ママやパパが日頃から時間にルーズで遅刻を繰り返すと、たとえそれが大した用事ではなく遅刻しても問題なかったとしても、子どもにとってはそれが分からず「遅刻しても大丈夫なんだ」と思うようになってしまいます。

まずはママやパパが普段から時間を必ず守るようにし、その姿勢を子どもに見せることで時間の大切さをわかってもらえるようになるでしょう。

また、時間を守ったらどうなるか、守らなかったら何が起きるかということを子どもに想像させてみることも大切です。

時間を守ったら友達とたくさん話せる、逆に守らず遅刻してしまったら先生に叱られる、友達に心配されてしまう、など目先のことだけを考えがちな子どもに行動の先に起こることを想像させることで、今何をすべきかということが分かるようになりますよ。

前向きな声かけを心がけよう!

いかがでしたか?時間が守れる子になるために、タイプ別の対処法についてご紹介しました。

時間に遅れそうなのにダラダラしているのを見ると、ときには「早くしなさい!」と声を荒げてしまうこともあると思います。しかし、怒ることで子どものやる気をなくしてしまい逆効果になることも。

「◯時になったら一緒に着替え競争しよう!」「早く準備が済んだら〇〇ができるよ」など、できないことを頭ごなしに叱るのではなく、子どもと同じ目線に立ったポジティブな声かけをしたいですね。

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