2020.11.23

今や幼児にも性教育が必要な時代?プライベートゾーンのお話

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子育ての悩みは色々ありますが、他の家庭がどうしているのか気になるのが「性教育」「子どもに質問されてもはぐらかしてしまった...」「性教育っていつから始めればいいの?」「幼児期は体のパーツを面白く感じる時期、余計に面白がるのでは?」とお悩みのママさんも多いはず。

実は性教育は自分の体に興味を持ち始める幼児期からがおすすめです。今回ステキライフ編集部では、性教育を幼児期に始めた方がいい理由とその方法について調査しました。

aca3aea44a4af64af98f3c116e4e302b.jpg

性教育って...親がすること?

性教育は学校がやってくれるものと思っている方も多いのではないのでしょうか。

実際、日本の学校で性教育をしてくれるのは小学校の中学年~高学年からです。しかし小学生から性教育を始めるのは遅すぎるという声も。

13歳未満の子どもが被害にあった性犯罪の認知件数は増加傾向にあります。事件に巻き込まれないよう、親が目を配るのはもちろんですが四六時中行動を共にすることはできません。

子ども自身がしっかり知識を持つことで、危険をいち早く感じ自分の身を自分で守れることができるようになります。

子どもの一番身近な存在であるパパママがきちんと性について知る機会を与えることが大切です。

幼児への性教育は世界では常識レベル

性教育先進国と言われているヨーロッパ諸国では、性教育は幼児期から行うのが常識となっています。オランダやフィンランドなど、性教育が幼児期から義務化されている国も。

最初から難しいことをは話すのではなく、体のパーツの名前を覚えることや仕組みを知ることからスタートし、のちに人間関係からジェンダーのことまで幅広く積極的に教えています。

先進国で大切にされているのは、性教育を通して自分を好きになること

自分の体について知り、他の人との違いを認めることで自分も他者も大切で愛されるべき存在なんだという人権尊重の考えを子どもたちに知ってもらうのが目的です。

日本では性の話はタブー視されがちです。しかし、性について純粋な疑問をぶつけてくる時期から少しずつ話をしておくことで、思春期に入っても間違った情報に振り回されることなく性トラブルに巻き込まれるのを防ぐことができますよ。

子どもに分かりやすいプライベートゾーンのお話から

子どもが体に興味を持ち始めたら、まず教えたいのはプライベートゾーンの話です。

プライベートゾーンとは、「他人に見せたり触らせたりしてはいけない自分だけの場所」という意味です。水着で隠れる部分、と教えれば子どもも分かりやすいですね。

もし勝手にプライベートゾーンを見たり触ろうとする人がいたら、はっきり「NO」と断って信頼できる大人に話すよう伝えましょう。知らない人だけでなくお友達同士でも、水着ゾーンには踏み込まないことを教えます。

プライベートゾーンが理解できたら、犯罪から自分自身で身を守ることができますし、自分の体を知るきっかけにもなります。家庭では、リラックスできるお風呂タイムの時に楽しくお話してみるのがおすすめです。

話しているうちに面白くなってきて、ママの身体を触ろうとするかもしれません。

そういったときは真面目な顔で「NO」を伝えます。「ママはあなたのことが大好きだけど、今触って欲しくないよ」と伝え、代わりにハグや手を繋いであげましょう。これは今後大人になってからの性的同意のベースになります。

以前、タレントのSHELLYさんが「子どもがやめてと言ったらすぐにやめる。自分の「NO」にはちゃんと力があると教えている」ということを発信し、多くの支持を集めました。この発言でドキッとした人も多いと思います。パパママは子どもが楽しそうに笑っているから続けても良い、と思ってしまうのですよね。

大げさかもしれませんが、子どもの「NO」は最大限尊重し、万が一のときに「NO」を諦めないよう普段の暮らしから意識することが大事ですね。

子どもに性教育の話をするときは、少しずつ、繰り返し伝えることが重要です。そのときにぜひ、お腹にいた時のこと、どんな風に生まれてきたか、生まれてきてどんなに嬉しかったかを伝えてあげてください。

パパママから愛情を感じ取り、自分のことも他人のことも大切にできるようになります。体や命の大切さを教えることも立派な性教育なんですよ♪

幼児期から知ってもらいたい、性について話すのは健全なこと

幼児期から性の話を少しずつしていると、興味を持つのは健全なことなんだと思い日常の一部になります。

そうすると、分からないことや困ったことがあるときに、恥ずかしがらずに信頼する大人に相談できるようになります。

パパママが知識をつけることももちろんですが、それ以上に子どもが安心して相談できる相手になってあげることがなにより大切ですよ。

肩肘はらず、ぜひおうちでリラックスしているときに、コミュニケーションを楽しみながら子どもと性の話をしてみてくださいね♪

これからの暮らし
住み替え相談