2019.10.21

ベビーサインって何?赤ちゃんとコミュニケーションをとろう

ベビーサインを赤ちゃんと楽しもう

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

小さな赤ちゃんを育てているママさんの間で人気の「ベビーサイン」をご存じですか。ベビーサインとは言葉を使わずにジェスチャーをして、小さな赤ちゃんと気持ちを伝え合う方法のこと。言葉をまだ話すことができない赤ちゃんの気持ちを知ることができ、親子の絆を深めるのにも役立ちます。

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1990年代にアメリカで話題となったものが日本にも伝わり、2002年に発売された『親子で楽しむベビーサイン』(吉中みちる・ 吉中まさくに共著)という本によって、広く知れ渡るようになりました。現在ではベビーサインの教室などが各地で開催されています。

ここではベビーサインの始め方やメリット、始める時期などをご紹介します。

ベビーサインの始め方

ベビーサインは日常生活の中で、赤ちゃんの目を見ながらママさんの手の動きを見せてあげます。ゆっくりと大きく、ママさんの手の動きを赤ちゃんが目で追えるように注意しながら行います。

ベビーサインはベビーサインのための時間をとるのではなく、おむつを替えるタイミングや離乳食を与えるタイミング、授乳するタイミングなどで見せてあげます。話しかけながらサインを出すのもポイントです。最初はママさんの動きを目で追うだけだった赤ちゃんも、次第にサインを出すようになります。

ベビーサインは生後6か月ぐらいの赤ちゃんから始めることができます。目安としては、赤ちゃんが一人でお座りできるようになり、指を指すなどの動作ができるようになってからと言われます。

ベビーサインをするのに適した月齢は、生後6か月から18か月(1歳半)ぐらいです。早いうちから始めることができますが、1歳ぐらいになってからのほうが習得は早いとも言われています。

赤ちゃんの成長のタイミングは人それぞれなので、すぐにベビーサインを覚える赤ちゃんもいれば、なかなかサインに興味を持たない赤ちゃんもいます。赤ちゃん以外の、ほかの家族との会話でもベビーサインを使うようにすると、興味を持つこともあるようですよ。

ベビーサインを覚えるメリット

ベビーサインを覚える一番のメリットは、ママさんと赤ちゃんの間で意思疎通が可能になることです。例えば、赤ちゃんが泣いていて、理由がわからずにママさんが困惑してしまうシーンもあると思いますが、ベビーサインを教えることで、何をしてほしいのかを察することができます。

逆に、ママさんの思いを赤ちゃんに伝えることができます。トイレやキッチンなど、後追いをしてほしくない場所で「待っていてほしい」と伝えたり、危険な場所を教えたりすることもできます。

このようなことから親子の信頼関係を築くことができ、また赤ちゃんも早いうちからママさんの思いをわかって行動できるようになることもあります。

ベビーサインを覚えるデメリット

ベビーサインを覚えるデメリットは、何よりママさんの負担となる場合があることです。生後6か月から1歳ぐらいまでは生まれたての頃に比べるとママさんの負担は減りましたが、慣れない家事・育児でいっぱいいっぱいになってしまうこともあります。

ベビーサインは、覚えなかったら親子の信頼関係が築けないという質のものではありません。また、ベビーサインを教えなければ、賢く育たないといった話もありません。

もう一つのデメリットは、赤ちゃんがママさんの期待通りにサインを覚えないことで、ママさんを不安にすることです。赤ちゃんの性格は人それぞれです。ベビーサインをなかなか覚えないから、ほかの子どもよりも遅れているというわけではありません。

ベビーサインを始める前に、ママさんが心身に余裕を持てるということを大事にしてください。

ベビーサインの覚え方

ベビーサインは教室やサークルなどで学ぶこともできますが、本を使って自己流で始めることもできます。もちろん、ママさん・パパさんと赤ちゃんがコミュニケーションをとるためのものですから、正しいサインを覚えることがマストではありません。

大切なことは、食事を与える、おむつを替えるなどの節目・節目で決まったジェスチャーを見せてあげること。そして意思疎通がうまくできたら喜んで、ほめてあげることです。ママさんと赤ちゃんにとって、すてきなひとときとなるとよいですね。

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