2019.10. 5

否定したい・・・子どもがYouTuberになりたいと言ったら?

YouTuberはやめてほしい・・・

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子どもに人気がある職業と言えば、ママさん・パパさんが子どものころだと、男の子ならプロ野球選手サッカー選手、女の子ならお花屋さんケーキ屋さんなどでしたよね。時代が変わって、最近では学者公務員など堅実なイメージがある仕事も人気なのだそうです。

一方、ママさん・パパさんの中には眉をひそめてしまう人もいるかもしれない、人気の職業がYouTuberです。YouTubeは誰でも動画を投稿できるサイト。YouTuberとは、YouTubeに動画を投稿し、視聴者が動画を見たときの広告収入を糧にしている人のことです。

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HIKAKINさんや、はじめしゃちょーさんなど、人気があるYouTuberは年収数億円と言われています。そして著名なYouTuberの中には、子どもがおもちゃを紹介するチャンネルもいくつかランクインしているのです。子どもにとって、YouTuberは、今や身近な存在なのですね。

しかし、ママさん・パパさんからは「YouTuberになれるのはほんの一握り」「もっと堅実な仕事をしてほしい」という声や、「個人情報や家の中の情報が全世界にわかってしまうのでは」「トラブルに巻き込まれるのではないか」などの声もありますよね。

そこで、子どもがYouTuberになりたいと言ったらどう対応すればよいのかを特集します。

まずは共感

ママさんたちの不安な声を紹介しましたが、もし子どもがYouTuberになりたいと言ったら、「そうだね」など共感の姿勢を見せることが大切!

子どもの素直な気持ちを否定してしまうと、子どもはどんな反応を見せるでしょうか。もちろん素直にママさんの話を聞く子どももいるかもしれませんが、自分のやりたい・なりたいという気持ちにフタをするようになったり、本当の思いを話してくれなくなったりすることもあります。

まずは子どもの思いを受け止めてあげましょう。「やりたいことがあるってすてきだね!」というように、プラスのほめる言葉をかけてあげると、子どもの自信・満足にもつながります。少し大きい子どもなら、共感の後、YouTuberになりたい理由を聞いてもよいですよね。

子どもがYouTuberになりたい理由

ここで、ママさん・パパさんが子どものころの夢を思い出してみましょう。例えば、好きなものにかこまれている仕事や、身近なところにいる自分があこがれていた人の職業をあげて「○○になりたい」と思い描いていたのではないでしょうか。

仕事内容や待遇などを考えたのはもっと後という人が大半のはず。

今の子どもにとってYouTuberとは、自分の生活に楽しさを提供してくれる人たち。理由を聞いてみると、「楽しそうだから」「勉強をたくさんしなくてもなれそうだから」など、子どもらしい答えが出てくるかもしれません。

「勉強をたくさんしなくてもなれそうだから」という子どもに対しては、「努力しないでお金が稼げるわけではない」と伝えたくなるかもしれませんが、ちょっと我慢。「勉強は大変だよね」と受け止めてあげた上で、勉強ができなかったとしても、YouTuberは努力していることを教えてあげましょう♪

動画や画像を投稿するリスクを伝える

最近ではスマートフォンを使って撮影した動画を、SNSやYouTubeに投稿して炎上してしまう学生もいます。スマートフォンを持っている世代の子どもにとって、動画や写真を撮影し、それをインターネット上に掲載するというのは、親の想像以上に、簡単にできてしまいます。

動画や写真を投稿するリスクについては、子どもにスマートフォンやタブレット端末など、インターネットに接続できる機器を渡す前にきちんと伝えておきたいものです。場所や位置情報、個人名、周囲の人の姿などが特定されないようにするための方法なども伝えておきたいですね。

また、実際に炎上が発覚したニュースを見たときに、「どうすれば失敗しなかったと思う?」というように、子どもに考えさせる機会をもつのもよいでしょう。

動画投稿のためのワークショップも!

最近では子ども向けのワークショップの中に、YouTuberの体験ができるものもあります。動画投稿のリスクやマナーについて、しっかりと伝えたい場合には、そのようなワークショップを利用すると子どももしっかりと学習できます。

ワークショップなどを活用し、人気のある動画をつくるためのノウハウを学べば、子どもの興味の範囲を広げていくきっかけにもなりますし、YouTuberとして活躍することは想像以上に難しいということを知ることができるでしょう。

どんな「将来」であっても、子どもが納得を繰り返しながらつかみ取っていくのが理想です。「YouTuberになりたい」と言われてすぐに否定するのではなく、YouTuberになるための方法を一緒に考えることで、子どもも自分にふさわしい「将来」に進んでいけると思いますよ。

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