2019.5.26

【子育て】子どものゲームの時間制限・約束は必要?みんなのゲーム事情

子どものゲーム、どうしてる?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

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お子さんにゲームを与えようかどうしようか、多くのママさんが一度は悩みます。

ゲームを与えている家庭の中には、梅雨の時期は特に、お子さんがついゲームをダラダラしてしまうと悩んでいるママさんもいるでしょう。一方で、ゲームを与えないと子どもが仲間はずれにされてしまうのではないか、心配だと考えるママさんもいますよね。

そこで、今回、ステキライフ編集部は、子どものゲーム事情について調べてみました。

子どものゲーム事情

平成22年(2010年)に内閣府が小学生から高校生のゲームなどの利用状況を調査したところ、次のような結果が出ました。

子どもにゲーム機を持っているかどうか尋ねたところ、何らかのゲーム機を持っていると答えたのは、小学生では93.6%、中学生が93.3%、高校生が82.7%でした。また、インターネットを利用している割合は、6割弱でした。

参考URL:
平成22年度青少年のゲーム機等の利用環境実態調査(HTML版) - 内閣府
https://www8.cao.go.jp/

10年ほど前の結果ですが、非常に多くの子どもたちがゲーム機を持っていることがわかります。また、この10年ほどの間にスマートフォンが普及しました。スマートフォンの世帯保有率は、パソコンの世帯保有率を上回っていることが、総務省の調査からわかっています。

参考URL:
総務省|平成30年版 情報通信白書|情報通信機器の保有状況
http://www.soumu.go.jp/

子どもの中にも、自分のスマートフォンを持っている子や、親のスマートフォンを借りて、ゲームやSNSを楽しんでいる子もいるでしょう。

平成29年度(2017年度)の全国学力・学習状況調査によると、平日にゲームをする子どもの割合は、小中学生ともに半数を超えています。また平日にゲームをする時間と教科の正答率は、ゲーム時間が短いほど正答率も上がるという結果になりました。

平成29年度全国学力・学習状況調査の報告書・集計結果について:文部科学省
http://www.mext.go.jp/

ゲームを与えるときの注意

多くのママさんが子どもにゲームを与えていることがわかります。一方、約束を決めずにゲームばかりしていると、子どもの学力低下などの問題が起こることもわかります。それでは、どのようにルールを作っていけばよいのでしょうか。

1.子どもにルールを考えさせよう
子どもがルールを破ってしまう原因の一つに、親から与えられたルールだからというのがあります。一方的にルールを決めるのではなく、子どもと一緒にルールを作りましょう。そのときに大事なのが、すべて子どもまかせにしないということです。

ゲームを長時間やることのデメリットを教えた上で、子どもが理想的な答えにたどり着けるよう、会話のかじ取りをしていくことが大切です。また、一緒に決めたルールは紙に書いて、子どもに見えるようにしておくと、より効果的ですね。

2.ゲームは1日1時間まで
ゲームをする時間は、各家庭でルールが異なるところですが、子どもにゲームをさせるときの一つのめやすが、1日1時間以内です。それ以上やらせると、学力低下だけでなく、ゲームへの依存など、さまざまな問題が生じると考えられています。逆に1時間以内だと、子どものストレス発散にもなるようです。

3.大人も一緒にルールを守ろう
子どもにゲームのルールを決めさせても、ママさん・パパさんが何時間もスマートフォンを使っていたら、説得力が下がります。子どもの前では、ママさん・パパさんも時間を決めて、スマートフォンを使うようにしたいものです。

また、夕食後から睡眠前までの団らんの時間は、ゲームやスマートフォンは使わないというように、家族でルールを作って過ごせるとよいですよね。

怖いゲーム依存について知っておこう

ゲーム依存は「ゲーム障害」と言って、ゲームのしすぎで日常生活が送れなくなってしまうことです。子どもであれば、昼夜が逆転し、学校に通えなくなってしまう子どもがいます。大人であれば、会社に行けなくなり、引きこもりへと発展するおそれもあります。

こうなってから、問題を解決しようとしても、すでに家庭では問題を解決できなくなっています。専門の施設へ入院して、治療する必要が出てきます。また、退院したあとも家庭に戻るとゲーム依存が復活してしまい、入退院をくり返すケースもあるようです。

すでにお子さんがゲームを始めていて、ダラダラゲームをする傾向があるのに悩んでいるママさんは、お子さんと話し合って、ゲームをしない時間を決めてみるとよいでしょう。また、ゲーム以外の楽しみが見つかるように、サポートしてあげてもよいですね。

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