2019.5.18

お弁当の食中毒に注意!食中毒予防のための工夫・対策

梅雨の時期のお弁当にご用心

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

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もうすぐ、ジメジメした梅雨の時期がやってきます。幼稚園や私立の学校など、お弁当を持たせているママさんに気をつけてほしいのが、お弁当の食中毒です!

温かく、ジメジメした季節は雑菌が繁殖しやすい時期でもあるため、短時間であっても食材が傷んであとでつらい思いをすることも。梅雨の時期のお弁当作りは、いつも以上に注意が必要なのです。

そこで、お弁当が原因の食中毒を起こさないために、どんなことを気をつければよいのか、説明していきます♪

食中毒とは?

食中毒は、雑菌などのついた食材を口にすることで、腹痛などの症状を起こすことです。細菌性食中毒、ウイルス性食中毒、自然毒食中毒の三つに分類されます。

このうち、カンピロバクターやウェルシュ菌、ブドウ球菌などが原因で起こる細菌性食中毒は、例年、6月ごろから夏にかけて症状を訴える人が増える食中毒です。

潜伏期間はブドウ球菌が最も短く、30分から6時間程度、潜伏期間が最も長いカンピロバクターは2~5日程度です。いずれも腹痛や下痢、嘔吐(おうと)などの症状が見られます。

お弁当を作る前には除菌・手洗い!

料理をする前に、絶対に忘れてはいけないのが手洗いです。指の先まで、よく洗いましょう。また、お弁当を入れるお弁当箱はきちんと洗っておくことが大切です。

特に気をつけたいのが、お弁当箱の白いゴムパッキンです。すき間に汚れがたまりやすく、雑菌が繁殖するもととなるので、必ず分解して洗うようにしましょう。

お弁当箱は、台所用の漂白剤(キッチンハイター)などを薄めた液体につけ置きすると、除菌や消臭効果が高まります。スプレータイプの台所用漂白剤であれば、そのままスプレーします。その後、しっかり洗って、乾燥させるとよいでしょう。乾燥させるときは、乾いたキッチンマットやふきんを使い、拭きます。

また、調理に使う包丁、まな板、フライパンなどの器具も、しっかり洗ってから使います。

梅雨の時期に避けたい食材

梅雨の時期は、傷みやすい食材を避けるようにします。ハンバーグや手作りのミートボールなど、ひき肉を使った料理や、水分が多い煮物、じゃがいもを使った料理(ポテトサラダ、肉じゃがなど)、卵焼きなどは、雑菌が繁殖しやすいため、暖かい時期のお弁当には向きません。

また、ハム、かまぼこなど、火を通していない状態でそのまま入れるのはNGです。また生ものは、気温の上昇とともに雑菌が繁殖しやすいため、お弁当の食材に向いていません。

梅雨の時期の工夫

お弁当が傷みやすい時期は、味付けを濃いめにするほうがよいと考えられています。これは調味料や香辛料に、殺菌作用があると考えられているからです。塩、砂糖、カレー粉、酢など、活用していくとよいでしょう。またこの時期のお弁当でよく使われるのが、梅干しです。

また、食材は必ず冷ましてからお弁当箱に詰めるのがポイントです。前日におかずを作った場合は、温めずにそのまま入れるようにします。

冷凍食品を使うことができるのなら、冷凍食品を上手に活用するのがおすすめです。冷凍食品の中には、自然解凍で、お弁当を食べるころにはちょうどよく解凍される食材も売られています。保冷効果が期待できるので、おすすめですよ。

最近は、お弁当の上に置いておく抗菌フィルムなども販売されています。そのようなグッズを活用しているママさんもいるようですよ❤

食中毒になったら?

小さなお子さんが食中毒を疑う症状を見せたときは、すみやかに医療機関を受診しましょう。また、脱水症状を防ぐために、スポーツ飲料のような糖分と塩分を含んだ飲み物を少しずつとらせるようにします。

まとめ

子どもの場合、食中毒に気づくのが遅れることがあり、中には死亡例もあります。まず食中毒を予防するために、最大限注意を払うようにしましょう。そして、万が一、子どもの様子がおかしいと感じたときは、早めに医療機関を受診しましょう。

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