2017.9. 6

【志木】家族でのんびり散策!志木の伝説「カッパ」スポットめぐり!

水の街、カッパの街、志木

こんにちは!朝霞や志木のママの「楽しい!」を応援するステキライフ編集部です♪

今日は家族でのお散歩におすすめ♡志木の伝説「カッパ」スポットをご紹介します♪

カッパと言えば、志木。志木と言えば、カッパ。

お子さんも幼稚園や小学校でカッパに触れる機会も多いのではないでしょうか。

そんなカッパを家族みんなで楽しく勉強できる「カッパ」スポット、たくさんあります♪住んでいても意外と知らないカッパのこと、この機会にお子さんと楽しく♪勉強してみてはいかがでしょうか。

さて、池袋まで20分で行ける志木ですが、今なお自然や水辺の風景、田園風景が数多く残る、のんびりした街でもあります。

市内には、市の中心部を流れる新河岸川と柳瀬川、東を流れる荒川の3つの河川があり、水との関わりが深い街。

そんな水と深い関わりのある志木だからこそ、昔から多くのカッパにまつわる伝説が残っています!

そのひとつは有名な民俗学者である柳田国男の「三島民譚集」でも紹介されているんですよ☆

市内には、このカッパ伝説を楽しめるスポットもいっぱい!今回ステキライフ編集部は、カッパ伝説を楽しめるスポットを調査してみました♪

楽しくめぐる“カッパ伝説”の地

・宝幢寺(志木市柏町1-10-22)
カッパ伝説のルーツと言われる真言宗智山派のお寺です。大門にカッパ像があり、鮒をお届けにきたポーズがなんともかわいい♡実は、この像は、柳瀬川で捕らえられたところを、和尚さんに命を助けられたカッパが、お礼に鮒2匹を和尚さんに届けたという伝説をもとに建てられたもの。この伝説を後世に永く伝えていきたい!という有志によって設置されました。春には美しく咲き誇るしだれ桜も見事で、本堂や13の石仏なども見どころですよ♪

・「番太郎」と「愛ちゃん」(志木市上宗岡1丁目、宗岡第四小学校脇)
志木市で設置された第1号のカッパ像が「番太郎」♪市内23体のカッパ像の第1号としてぜひチェックしておきたいですね♡新河岸川沿いのコスモス街道を訪れた人や、学校に通う子どもたちにカッパと慣れ親しんでもらいたいとの思いから設置されたという「番太郎」♪ほおづえをつきながら、じっと友だちが訪れるのを待っています♡

「番太郎」の向かいで、膝を抱えているのは後に設置された「愛ちゃん」♡ひとりぼっちの番太郎がかわいそう♡という子どもたちの声から制作されたもので、愛くるしい表情がとにかくかわいい♪今は2体で、友だちが来るのを待っています!

・旧村山快哉堂(志木市中宗岡5丁目)
1877年に建築された木造2階建ての土蔵造による店蔵で、市の指定文化財にも指定された歴史ある建物です。もともとは、代々伝わる薬を製造販売する薬屋だったのですが、現在の村山快哉堂は1995年に復元されたもの♪早春、ひな祭りのシーズンには約1,000個にものぼる雛のつるし飾りがとにかくきれいですよ!

そして村山快哉堂近くの広場には、カッパ像3体が見つかります!元気に川を泳いでゆくお母さんカッパは「ユーユー」♪お母さんに泳ぎを教えてもらっている可愛い子どもは「スイスイくん」♡それに殻の中から外の様子をおそるおそる窺うちびっ子「宙太郎」!「宙太郎」は、カッパ像の中でもとくに表情が可愛いと人気です♡

まだまだカッパ像もあちこちに!

・せせらぎの小径(志木市中宗岡1丁目)
志木でいちばん有名な遊歩道がせせらぎの小径♪約600メートルにわたって美しい景観が整えられており、水の街、川の街としての志木をたっぷり味わうことができますよ!水車の形をした水飲み場などユニークなモニュメントや、水場の遊具も多く、大人も子どもも水に親しむことができます☆

この遊歩道をしばらく歩くと、市内すべてのカッパ像の親分!「待太郎」に出会えます。「番太郎」にも似ていますが、ちょっと表情が違うんです!さらに小径の噴水近くにはスイスイと泳ぐ「遊花子」もいます。この2体の間には、市内でたった一つ、カッパのかたちをしていない“足跡”の像が!これは「待太郎」と「遊花子」が夜中に動き出し、小径を行ったり来たりしたときについたものだとか?!子どもたちも喜びそうなしかけですね♡

・チョウショウインハタザクラと「さくら子」(志木市柏町3丁目、志木第三小学校西側)
志木市には、天然記念物に指定された、世界にひとつだけの桜があります。それがチョウショウインハタザクラ。樹齢400年の貴重な老木です!平安時代末期には柏城という城がありましたが、上杉謙信に攻められて落城、ここにはかつてその城主の田面郡司藤原長勝を祀る寺院「長勝院」が建てられていました。残念ながらお寺は解体されてしまいましたが、貴重な桜が歴史の名残をとどめています。

通常は5枚の花びらからなる桜ですが、チョウショウインハタザクラはさらにおしべの一部が旗のように変わった旗弁を1~2枚もっています。ここでしか見られないめずらしい桜は絶対見ておきたいですね!カッパ「さくら子」の像はこの桜を寝転びながら見上げています♪

志木市にはこのほかにも、全部で23体のカッパ像があります♪志木市役所のホームページでは、サイクリングでのカッパ探訪を提案するタウンマップが配布されているので、地図を持って家族でおでかけしてみてはいかがでしょうか?

(画像は志木市ホームページより)

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