はじめに
こんにちは!「志木のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
今回は、家族みんなで朝霞市の歴史に触れられるスポットを紹介したいと思います!
日々なんとなく暮らしている自分達の「生活の場」が、
どんなところだったのか、むかし昔はどんな生活を送ってきたのか、
どんなエピソードがあるのか、そのルーツを辿ってみるもの、愛着が生まれる第一歩かもしれません。
柊塚古墳歴史広場はどんなところ?
柊塚(ひいらぎづか)古墳歴史広場は、埼玉県指定史跡「柊塚古墳」を幅広い人々に楽しんでもらえるように整備された広場です。
墳丘は約8mの高台になっていて、晴れていればさいたま新都心や浦和方面の建物群だけでなく、荒川低地の先に東京スカイツリーも眺めることができてしまう、最高に気持ちの良いポイントになっています!
また、広場には円筒埴輪の形をしたボラード(歩道の車止め)や、家形埴輪の形をした公衆トイレなどが設置されているので、探しながら歩いてみてください。
階段の下にある馬形埴輪のモニュメントはみんなで写真を撮りましょう〜!
広場近隣には、この柊塚古墳から出土した遺物や古墳時代の住居を再現した実物大モデルが展示されている「朝霞市博物館」もあります。古墳で朝霞の歴史に興味を持ったら、このような施設に足を運んで理解を深めてみるのもいいですね(^^)
柊塚古墳歴史広場へのアクセスは、朝霞駅方面/北朝霞(朝霞台)駅方面から市内循環バス「わくわく号」が運行しています。根岸台線【宮台・柊塚古墳前バス停】下車、徒歩2分で辿り着きます。駐車場が4台あるので、車を使うこともできます!
朝霞駅から徒歩で行けないこともありませんが、約25分も歩かなくてはいけないため、バスか車がおすすめ(^_^;)
利用時間は、午前9時から午後6時まで(※10月〜3月は午後5時まで)になっています。
柊塚古墳の紹介♪
さて、気になるのは「柊塚古墳ってどんな歴史を持っているのだろう?」というところではないでしょうか?簡単に紹介します(^^)
柊塚古墳は荒川下流域に現存する数少ない前方後円墳で、平成14年3月22日に埼玉県指定史跡の指定を受けました。
前方後円墳といっても現存するのは後円部のみで、前方部の墳丘は耕作などの理由によって削られてしまったようです。しかし、後円部はこれまで2基の埋葬施設が発見されていて、この上からは家形埴輪と壺形土器が、さらに周濠からは馬形埴輪や円筒埴輪が出土しているんだそう。
…先ほどのモニュメントやトイレは、この古墳の出土品にちなんだものだったのですね。
柊塚古墳のまわりには、今は見ることができませんが、かつて一夜塚古墳、狐塚古墳、男塚・女塚古墳といった古墳群(根岸古墳群と呼ばれています)が存在していたと伝えられています。
柊塚古墳は、この古墳群の中で唯一現存する、非常に貴重な文化財なのですよ!
身近にある学びと、自転車でいける休日の過ごし方
休日の家族のお出かけはテーマパークやショッピングがメジャーかもしれませんが、たまには「歴史を肌で感じてみる」のもいいですよね♪
こうした経験がきっかけとなって、お子さんが遺跡や歴史に興味を持ってくれることは、
それは子どもを持つ私たちにとっても嬉しいことです。
帰りに思い出や感想を語り合ってみると、盛り上がりそうですね!
(画像:埼玉県朝霞市公式ホームページより)