2017.11.16

志木市独自!少人数学級でより丁寧な教育を実施!!

志木市の小学校の少人数学級制を教えます!

こんにちは!志木で子育てをがんばっているママに、ホットな情報をお届けするステキライフ編集部です♪

さて、志木市の小学校では、2002年から、小学1~3年生を対象に「ハタザクラプラン」という少人数学級制を実施しています。これは志木市独自の教育プログラムで、通常であれば1クラスの上限が40人のところを、1クラスの上限を従来よりもずっと少なくするというもの。

 

少人数学級制を実施することで、教師も子ども1人1人に目を向けることができるようになりますし、子どももそれぞれの個性を伸ばしていくことができます♪

今回は、志木市独自の少人数学級制「ハタザクラプラン」がどのようなものなのか、ステキライフ編集部は調べてきました☺

 

小学1、2年生は1クラス 25人程度!

志木市の全ての小学校では、小学1~3年生に少人数学級制を採り入れています。具体的には、小学1、2年生は1クラスの児童数を25人程度(上限は29人)、小学校3年生は上限を32人としています。

例えば、2017年度、志木小学校に通う小学1年生の人数は133人で5クラス編成(1クラス平均26.6人)、小学2年生は124人で5クラス編成(1クラス平均24.8人)、小学校3年生は108人で4クラス編成(1クラス平均27.0人)となっています。

一方、4年生は116人ですが、3クラス編成となっています。4年生以上は従来通り、1クラスあたりの人数の上限を40人として、学級編成を行います。(人数は全て2017年5月1日時点のもの。)

市独自の教育プログラムのため、埼玉県で採用された先生だけでは先生を各クラスに配置できなくなってしまいます。そのため、県の採用試験とは別に、市独自で常勤講師の採用試験を行っています。2016年度は15人の先生を採用しました。

 

先生、保護者、子どもからも評価☆

さて、このような少人数学級制プログラムですが、実際に教育を受けた子どもを持つ保護者や、子どもを受け持った先生達はどのように感じたのでしょうか。

その効果を検証した調査結果『検証「志木市立小学校1.2年生の25人程度学級編成の実施~その実態及び実感の調査結果~」』が、志木市のホームページには掲載されています。

検証「志木市立小学校1.2年生の25人程度学級編成の実施~その実態及び実感の調査結果~」
https://www.city.shiki.lg.jp/

調査の結果、低学年を担当する先生の7割以上の項目で、子ども達に落ち着きや積極性といった面で良い変化がみられると答えたことがわかりました。また、高学年を担任する先生の98%が、低学年の学級編成は20~29人が望ましいと考えていることもわかりました。

また、実際に少人数学級を担当した先生からは、学習の面でつまずきを早く発見できるということや、子ども1人1人と関わることができるので、それぞれの子どもを理解し、問題などを早く解決することにもつながっていると述べています。

一方、低学年の子どもを持つ保護者も、半数以上が子どもが早く新しい学級になじんだと考えていることが判明しました。特に、上にきょうだいのいない子どもを持つ保護者については、約65%の保護者が早くなじんだと感じているようです。

さらに、低学年の1学級あたりの人数は何人が望ましいかを少人数学級を経験した高学年児童に尋ねたところ、もっとも多くが「25人」と答えました。保護者も少人数学級を経験した子どもも、志木の少人数学級制を評価していることがわかります。

 

子どもを取り巻く社会の変化にいち早く対応

最近では「小1問題」といって、入学してきた1年生が学校やクラスの雰囲気にうまくなじめないという問題も起きていますが、この問題に悩まされているのはベテランの先生なのだそうです。

というのも、昔は怒ると怖い、厳しい先生に対して歓迎する雰囲気がありましたが・・・今はそうではありません。子どもと保護者、学校の3者の様子も関係も変わっている中、低学年には少人数学級が向いているのではないかと、市は考えています。

少人数学級制に取り組む自治体は現在、全国に広がりつつありますが、志木はその中でも15年の実績のある市です。子どもを取り巻く環境が変わる中、それを敏感に察知し、子どもに最適な教育プログラムや学習環境を用意している志木の小学校は、ママやパパからみても安心なのではないでしょうか。

(画像は写真ACより)

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