2018.2.18

子育て・家族・人間関係・・・心の悩みを相談できる志木の生活相談所

ママが悩むのは、育児だけじゃない

こんにちは!「志木のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

 

 

さて、2月の初めに、9代目うたのおにいさんの横山だいすけさんが、動画配信サイトの中で披露した新曲「あたしおかあさんだから」がママさんの間で物議を醸したのは、記憶に新しいと思います。歌詞に共感したママさんがいる一方で、ママが我慢するということを助長していると考えるママさんもいました。

子どもが小さい頃は特に、子育てのことや夫婦のこと、家族のことなど、ママの悩みは尽きませんよね。また、同じぐらいの子どもを育てているママさんの本音を覗く機会を持つこともとても大切なこと。

事件の前に気づいてあげたかったと、皆が思うけれど
しかし、中には誰にも相談することができずにママさんやお子さんが命を落としてしまうという事件もあります。「もしそばにいたら助けてあげたかった」という話を聞くことがありますが、第3者が気づけるのは、何らかの問題が既に表面に出てしまっているときです・・・。

人に言えないような悩みを抱えて、このサイトにたどり着いたママさんもいるかもしれません。ただ、問題を解決するためには、ママさんの「助けて」という声が必要です。

そのためには、相談できる人をママさん自身が見つけることが大切です。そして信頼できる相談相手が周りにいないときは、行政に相談し、支援を求めるのがおすすめです。ここでは志木で、心や家庭、法律などに関する相談ができるところをご紹介します。

 

心の相談

志木市は、悩みをもつ人や、心の病を感じている人のために、平日の8時30分から17時15分までの間、志木市健康増進センターで、精神保健相談を受け付けています。この精神保健相談は、電話で保健師さんと相談できるものです。

また、毎月1回、「こころの相談」と称して、精神科医や心理カウンセラーとの面談の機会も設けています。2月は2月15日(木)で、13時30分から16時まででした。毎月の予定は広報でもお知らせがありますが、予約制で、事前に保健師さんと相談をしておく必要があります。

「こころの相談」で相談ができるのは、心の病や悩み事を抱えている当事者だけでなく、その家族も可能です。また、費用はかかりません。まずは、健康増進センター(048-473-3811)まで、相談してみるとよいですよ。

また、「精神保健家族教室」と称して、年に1コース、1コースあたり2日から3日の予定で、心の病や障がいをもっている人、さらに家族を対象に、精神科医から病気への対応の仕方を学んだり、参加者同士で悩みなどを語り合ったりする機会を設けています。

 

法律相談

離婚や調停、相続、またお金の貸し借りなど、法律も絡むトラブルや悩みを相談したいとき、志木市では毎週水曜日に、無料で弁護士さんに相談できる法律相談を行っています。場所は市役所にある市民相談室で、費用は無料です。

時間は、第1、4、5週は9:30から12:00で、第2、3週は9:30から15:30(12:00から13:00を除く)です。相談時間は1人30分以内で、第1、4、5週は5人まで、第2、3週は10人までです。相談できるのは市内在住の人に限られ、現在他の弁護士さんに相談中のことや係争中のことは相談できません。

予約は、電話で志木市役所 総合窓口課(048-473-1111/内線2134)までです。ホームページからは5週分の予約状況を確認することができます。

法律相談
https://www.city.shiki.lg.jp/sp/index.cfm/37,4991,144,html

 

女性相談

自分の生き方や身体の悩み、性の悩み、また、夫婦関係や家庭の悩み、さらに職場や地域との人間関係などに悩んでいる女性のために、志木市では月に4回、女性相談を実施しています。女性相談専門の心理カウンセラーに、悩みなどを相談できます。費用は無料です。

日時は、毎月第1週と第2週が金曜日の10:00~14:00、火曜日が12:30~16:30です。予約制で、面談時間は1人あたり50分です。また、小さな赤ちゃん、お子さんを抱えるママさんは、無料で保育スタッフにお子さんを見ていてもらえますよ。

予約は志木市役所子ども家庭課(048-473-1139)で、ホームページからは2カ月分の予約状況を確認できます。

女性相談
https://www.city.shiki.lg.jp/sp/index.cfm/37,2510,144,html

また、18歳未満のお子さんのいるママさんは、子どもと家庭の相談室でも、家庭やお子さんに対する悩みを相談できます。相談は電話(048-476-2330)または面談で受け付けています。相談は平日の8:30~17:15です。

子どもと家庭の相談室
https://www.city.shiki.lg.jp/

DVや虐待は警察へ ママの生活再建支援も
なお、DVや虐待など、命や身体に関わることは、朝霞警察署生活安全課(048-465-0110)に迷わず連絡をするよう、市でも案内をしています。

配偶者から暴力を受けていても、自分1人では子どもを育てられないと思って我慢しているママさんもいるかもしれませんが、母子生活支援施設といって、配偶者のいないママさんとお子さんがしばらくの間、入所して、その間にママさんが自立を目指す施設もあります。

埼玉県では職業訓練を行っていて、中には2年間かけて保育士や介護福祉士のほか、調理師やパティシエ、医療事務、IT技術者などの資格を身に付ける講座もあります。失業給付を受けられない人でも、要件を満たせば、職業訓練受講給付金を受け取ることができます。

まずは安全な場所に移動してから、どう生きていくかを考えることもできますし、相談できる場もありますよ。

 

男性相談

志木市では、女性だけでなく男性の、生き方や家庭に関する悩み、職場や地域での人間関係などの悩みを相談する男性相談を実施しています。相談方法は電話で、心理カウンセラーと30分間、話すことができます。

日時は毎月第1、2金曜日の10:00~14:00と毎月第3、4火曜日の12:30~16:30で、電話相談には、事前に電話による予約が必要となります。予約は、志木市役所子ども家庭課(048-473-1139)で、ホームページからは2カ月分の予約状況を確認できます。

男性相談
http://www.city.shiki.lg.jp/index.cfm/37,74394,144,html

なお、こちらも命や身体に関するトラブルは、朝霞警察署生活安全課への連絡を案内しています。

 

子どもを守るために相談を

心の病を認められない、自分の悩みは人に比べたら小さいかもしれない、離婚になったら生活力のない自分は子どもの親権をとられてしまうかもしれない、シングルマザーになったら子どもに申し訳ない、お金がないなど、相談した後のリスクを考えて、相談をためらうママさんもいるでしょう。

また、それ以前に、悩みを相談することを恥ずかしいと考えているママさんもいるかもしれませんね。

しかし、悩みの大小は、他の人と比較することはできませんし、心の病は治すことができます。生活力は後から身に付けることができます。また、悩みは大なり小なり、誰でも抱えているもので、相談をすることは恥ずかしいことではありません。むしろ、秘密は厳守されます。

話すだけでスッキリすることも
子育ては家庭でするものというイメージもありますが、行政が困ったときに支えてくれる態勢があることを知ることと、助けてくれる人を見つけることも大事です。

現在子育て真っ最中のママさんも、子育てに行き詰まったり困ったときにはすぐに子育て支援センターや保健センターの保健師さんに話を聞いてもらえるという安心感があれば、心に余裕が持てるかもしれません。そして、周りとの関わりが増えるにつれて、少しずつ子育てが楽しく感じられるようになるのではないでしょうか。

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