2022.10.14
読書ノートって知ってる?目的や書き方を紹介!
読書ノート
子どもに読書の楽しみを知ってもらいたい!そして習慣化してくれたらもっと嬉しい!(^^)!どうしたら良い?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
ドタバタとした夏休みが終わり、ホッと一息ついていたらもう秋そして冬...特に秋は食欲の秋、読書の秋と呼ばれるほど、気候も良く何かを始めるにはうってつけのシーズンですね。
そんな季節から子ども達には読書の習慣をつけて欲しいと思うママも多いのではないでしょうか。
また、夏休みの宿題で読書感想文を書くために本を読んでいる姿を見て、本を読む習慣を身につけさせたい!と切実に思ったママも...
そこで今回は!今、本好きの方から注目されている読書ノートのメリットや書き方を解説します。
読書ノートとは?
読書ノートとは、その名のとおり自分が読んだ本のタイトルや内容などを簡単にまとめて記録しておくノートのことをいいます。
「別に家に本があるのなら、すぐに確認できるからいらないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、読書ノートがあれば、本を探す手間を省き自分が知りたいと思っている情報だけを確認することができます。
また、「この本、読んだっけ?家にあるかな」と記憶があやふやなときに読書ノートがあれば同じ本を買ってしまうという失敗をしなくて済みますね!
読書ノートを書くメリットって?
では、子どもが読書ノートを書くメリットには、どんなものがあるのでしょうか。これからメリットを3つ紹介します。
すでにその本を読んだのか確認できる
似たようなジャンルの本をたくさん読んでいると、自分が過去に読んだ本なのかわからなくなることがあります。
特に本は自分の好みがはっきりしているので、つい同じ本を買ってしまうことも...( ゚Д゚)
そこで読書ノートを見れば、自分が過去に読んだ本なのかを確認することができます。
また、本のタイトルだけでは内容が思い出せなくても読書ノートを読み返すことで、内容やそのときに感じたことを思い出しやすくなりますよね。
読書の習慣が身につく
読書は、言語能力や語彙、想像力、感受性などを身につけるためにとても大切なものですが、いくら「本を読みなさい」といってもなかなかいうことを聞いてくれないのが子どもです。
そこで、読書ノートの出番です!読書ノートをつけると一目で読んだ本の数がわかり、「こんなに本を読んだんだ」という達成感を得ることができます。
この達成感が「もっと本を読んで、読書ノートを増やしたい」という気持ちになり、気付いたら本が大好きな子どもになっているかもしれませんよ(^^♪
文章力が身につく
文章は書くことで上達します。そのため読書ノートで本の感想を書くことによって、知らないうちに文章力が身についてくるでしょう。
具体的には要点をまとめるのがうまくなったり、文の構成に適した表現などが自然と浮かぶようになったり、といった効果が期待できます。
理解力がつく
子どもだけに限ったことではありませんが、本を読んでいるとただ文字を追っているだけで内容を理解していない場合があります。
しかし読書ノートを作成する際は、本のあらすじや感想を書く必要があるので、どうしても内容を理解する必要があります。
読書ノートを作ることで自ずと、本の内容を理解しながら読み進める力が身につくでしょう。
読書ノートの書き方は?
メリットの多い読書ノートですが、子どもがつける際はどんな項目を書くと良いのでしょうか。
子どもは、大人と違い難しい内容を書くように指示すると、読書ノートを書くことがイヤになり結局、本を読まなくなってしまう可能性も...(>_<)
そのため、子どもの年齢や成長に応じて書きやすい内容に絞ってみましょう。大切なのは、子どもが読書ノートを書いて読書の習慣を身につけてくれることですよ!(^^)!
項目1.タイトル・著者名
まずはタイトルや著者の名前を記録しておきましょう。読んでみて気に入ったら同じ著者の他の本を読んでみても良いですね!
項目2.読み始めた日と読み終えた日
読み始めと読み終わった日を記録することで、どのくらいの期間をかけて読んだのかを把握できます。
項目3.あらすじ
本のあらすじを書くことで、内容の理解が深まり、そのあらすじを読み返した際は、どんな本だったのか思い出しやすくなります。
また本の内容を簡潔にまとめることで理解力、表現力を身につけることができます。
子どもが上手にあらすじを書くことができない場合は、ママが「どんな内容だったの?」と聞いてみてください。子どもが内容を考えて話すことで、文章をまとめやすくなります。
項目4.感想
本の感想を書くことで、自分の考えを文章にして伝える力や表現力が養われていきます。
しかし最初は、自分の思ったことや感じたことをうまく書けない場合もあるでしょう。そんなときは、短い文章や絵で表現しても構いません。
読書ノートを書くことに慣れてきたら「なぜ、面白いと思ったの?」「どうしてその主人公が好きなの?」など、より深い内容を書けるようにママやパパが手伝ってあげることも大切です。
項目5.評価
自分にとって面白い本だった、ためになった、また読みたいなど本を評価してみましょう。
評価方法は、子どもでも楽しみながらつけられる★などのマークを使って3段階もしくは、5段階評価にすると良いですね。シールを使っても楽しいでしょう
ママも一緒に読書を楽しんでみては?
子どもに読書ノートをつけさせることで、読解力、表現力、文章をうまくまとめる力など社会に出てからも役に立つ知識を身につけることができます。
そして何よりも、本を読む楽しさを実感してくれるかもしれません!
子ども向けの読書ノートは、シールや可愛らしいキャラクターが描かれているもの、子どもが書きやすいように分けられているものなど、さまざまな種類が販売されています。
また、子どもの読書ノートと似たようなママ向けの読書ノートもあります。ママも子どもと一緒に読書ノートをつけて感想などを発表し合っても楽しいですね!(^^)!