2024.5.10
新築物件の定義とは?住むメリット・デメリットも紹介!
新築物件の定義
新しければすべて新築物件?新築のメリットとデメリットを知っておこう!
こんにちは!「志木・朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
ぴかぴかのきれいな新築に住みたい!と新築物件に憧れている人は多いですよね。
でも新築という言葉の定義や、新築にもデメリットがあることについてはあまり知られていないかもしれません。
そこで今回は!新築物件の定義とは?住むメリット・デメリットについて紹介します!
新築物件の定義とは?
新築物件とはどんな物件のことをさすのか、法律で決められている定義まで知っている人は少ないかもしれません。
「新築」の定義は、住宅の品質確保の促進等に関する法律にて決められており、建物を新しく建てることや、新しく建てた建物のことをさします。
新しく建ててから1年未満もしくは建築中で、なおかつまだ誰も住んだことがない建物だけが「新築」になります。
そのためまだ誰も住んでおらず未使用でも、1年以上経っていると「新築」ではなくなります。新しく建てられたばかりでも誰かが住んだことがあれば、「新築」ではありません。
建てられてから1年未満でも入居者がいたことがある物件や、未入居でも1年以上経過した物件は、「築浅」物件になります。
ただし築浅物件については、法律での決まりはなく不動産会社によって定義が違うことがあります。
新築物件に住むメリット
新築物件を購入するメリットは、どんなものでしょうか。
税制優遇が手厚い
住宅を購入する際の税制優遇が手厚いのは、新築住宅のほうです。新築を購入すると税制優遇や補助金、減税処置などが受けられます。
新築住宅の税制優遇制度には、条件に合う住宅が減税になる「住宅ローン控除」、住宅ローンを借りなくても使える「認定住宅の所得税の特別控除」、省エネ住宅が非課税になる「住宅取得等資金贈与の非課税特例」などがあります。
税制優遇制度、補助金、減税処置などは、年度や住んでいる自治体により変わります。
中古住宅やリフォームにも補助制度がありますが、新築のほうが手厚い制度になっています。
新品の最新設備を備えられる
断熱性や気密性、耐震性などの住宅性能や、トイレ、キッチン、バスなどの住宅設備は日々進化しています。
そのため数年前の中古住宅よりも、新築住宅のほうが最新性能を備えることができるのです。
地震に対する耐震性能に関しても、新しい住宅のほうが強度が優れているため、地震に怯えず安全に暮らすことができます。
このように新築のほうが様々な機能性や利便性に優れているのが、新築のメリットであるといえます。
維持費や修理費を低くできる
新築住宅は設備もすべて新しいため、すぐに故障することはあまりありません。
最新の高気密、高断熱性能を備えている場合には、省エネが可能になり冷暖房の光熱費を大幅に削減できることもあります。
中古住宅は購入時の費用は安くなりますが、思わぬ修繕費がかかることがあり、断熱性能も劣るため光熱費や維持費がかかることがあります。
新品の満足感が得られる
やはり新品の設備や家は気持ちが良いため、誰も住んだことがない新しい家に住めるという満足感が得られます。
新築物件に住むデメリット
次に新築物件に住むデメリットです。
実物を見て検討できない
一戸建ての新築注文住宅はオーダーメイドのため、建物が完成する前に契約をする必要があります。
これから建てる売建の分譲住宅でも注文住宅ほどではありませんが一部の色などを選べるケースもあります。
どちらも自分で選べる楽しさはありますが、完成を予想して注文することになるため、実際に見てみたらイメージと違っていたということもあるのです。
このように、実物を見て検討できないのは新築のデメリットだといえます。
条件のいい土地を見つけにくい
新築の一戸建て注文住宅を建てたい場合は、まず土地選びから始まります。
しかし駅から徒歩数分以内など、交通の便が良い条件の土地はあまり残っていません。条件のいい土地を見つけにくいのが、新築のデメリットです。
メリット、デメリットを比較してじっくり検討しよう
新築住宅には設備などのメリットが多いですが、土地選びなどではデメリットもあります。
まずは理想の住宅の条件をリストアップして、どんな住宅が自分に合っているのか比較検討しながらじっくり考えてみましょう。