2024.4.27
親がいない時に地震が起きたら?命を守るためにできることとは?
親がいない時に地震
地震が起きた時に子どもだけだったら!?今からどんな準備をしたら良い?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
日本は自然災害が多い国です。特に地震は、突然襲ってくるので日頃からの準備や心づもりが生死を分けると言っても過言ではありません。
考えるだけで不安になってしまいますが、いつ、どこでという予測が難しい地震は、子どもだけでいる時にだって起こることもありますよね。
そこで今回は!親がいない時に地震が起きた場合、子どもが自分で命を守るためにどうしたら良いのか紹介します。
地震から命を守るために今できる対策
子どもが小学生あたりになると、登下校も含めて一人で行動することが多くなります。
普段は慣れた行動でママも特に心配することはありませんが、大きな地震が起きた時に子どもが1人だったら(>_<)考えただけでもゾッとします。少しでも安全な対応を取ってもらうためには、日頃からの対策が大切です。
では、今からでもできる対策はどのようなことがあるのでしょうか。
緊急事態グッズ用ポーチを作って持たせる
日頃から災害が起きた時の行動を教えていても、実際に起こってしまうとパニックになってどうしたら良いのかわからなくなってしまいます。
そこで、緊急時に中を確認したら全てわかる緊急事態グッズ用ポーチを作って持たせるようにしましょう。
ポーチの中身の例
・困った時の連絡先
・家族と会う場所
・周辺の避難場所
・公衆電話のある場所
・家へ帰るためのいくつかのルート
・公衆電話で必要な10円玉を10枚程度
・テレホンカード
・防犯ブザー
・飲み物や食料品を購入するためのお金 など
他にも、ホイッスルや携帯電話用の充電器、小さい懐中電灯など思いつくものはたくさんありますが、全部を持たせるとかなりの重量になってしまいます。
子どもと確認しながら、絶対に必要なものを入れておくようにしましょう。緊急連絡先は、子どもにスマホを持たせているのなら、スマホに貼っておくのも有効ですね。
待ち合わせ場所を決めておく
子どもが1人でいる時に、地震が起こるとどこに逃げたら良いのかわからなくなってしまいます。
そこで、ママやパパと一緒でない場合の待ち合わせ場所を決めておくと良いでしょう。
待ち合わせ場所は家や町内で決められている避難場所、学校などですが、状況によっては家族と決めていた場所に行けないこともあります。
そのため、いくつかの待ち合わせ場所を決めておくことも考えてみましょう。具体的には第1候補は家、第2候補は指定されている避難場所、第3候補は学校など。避難場所や学校などは、伝言が残せるエリアがあるはずです。そこに伝言を残しておくようにすれば、安心できますよね。
緊急時の連絡手段を決めておく
緊急時には、携帯電話が繋がりにくくなることも考えられます。そんな時は、SNSや災害用伝言ダイヤル「171」を使うなどの連絡方法を決めておくと良いでしょう。
ただし、急に災害用伝言ダイヤルと言われてもピンとこないのも当然。
そのため、困ったときの連絡先をスマホに明記しておくと良いですね。
災害用伝言ダイヤルはガイダンスに従えば、声を録音・再生できるボイスメッセージなので、災害時にはとても有用なツールになります。
避難先までのルートを確認しておく
登下校や公園で遊んでいる時に、地震が起こった場合を想定して避難先までのルートを確認しておくことも大切です。
地震の規模によっては、通れなくなる道や壁が倒壊する場合もあるでしょう。
そのため「ここが通れなかったら、こっちの道」「この壁は危ないかもしれないから少し離れて歩く」「ここのコンビニに避難ができる」「ここに公衆電話がある」など、実際に歩いて避難ルートにどんなものがあるかを確認しておくことが大切。
遊びに防災を取り入れる
災害について、日頃から学んでおくことが大切です。
そのため、子どもを対象にした地震などの災害に対するWEBサイトを一緒に閲覧するのもおすすめ。
クイズ形式で楽しく防災について説明しているサイトもあるので、楽しみながら知識を得ることができますよ。
また防災絵本や防災かるた・すごろくなどで遊びながら、防災について知ることもできます。
事前に子どもに伝えておくべきこととは?
いつ、どんなタイミングで起こるのか予測ができない地震...(>_<)そのため、地震が起こったときのことを日頃から子どもに伝えておくことが大切です。
では、どのようなことを伝えておくと良いのでしょうか。
グラッときたら安全な場所に避難することを伝える
大きな地震は最初の数秒で小さく揺れ、その後大きな揺れになると言われています。
日頃から子どもには「地震だ」と思ったらすぐに安全な場所に避難することを教えてあげてください。
家の中であれば机の下にもぐるほか、ガラス窓や物が落ちてこないような部屋の中央部分に避難して、頭を守りましょう。近くに布団やクッション、フライパンなどがあればそれで頭を守っても良いですね。
また地域によっては、津波の危険性もあります。そのため、揺れがおさまったら、とにかく高台に逃げる必要が出てくるかもしれません。
ママやパパは、どうしたら身の安全を図れるのかをいろいろなパターンを踏まえて、しっかり伝えてあげてくださいね。
何かあったら誰を頼るか伝えておく
地震が起きた時に、ママやパパがいなくても、頼りになる大人が側にいれば安心です。
家の近所にじいじやばあば、親戚がいたら「何かあったら、すぐにじいじの家に行ってね」「怖かったら、おばさんに連絡してね」「○○ちゃんのおうちに行ってね」など、いざと言うときに頼れる大人がいることを伝えておきましょう。
近所の人やママ友とも、日頃から情報交換してコミュニケーションを取っておけば、気にかけてくれるはずです。
怖がらせるだけでなく安心させることも大切
地震は、怖い災害ですが、怖がらせてばかりいると子どもも必要以上に不安を感じてしまいます。
地震が起こるタイミングによっては、ママやパパがいなくて子どもだけで避難しなければならなくなるかもしれません。
そのための心づもりや訓練はとても大切ですが、怖がらせてばかりいるのもNG。
「もし、ママやパパがいなくても、必ず帰ってくるから待っててね」「大人の人が助けてくれるから」と伝えて安心させてあげてください。
そして、災害について一緒に勉強してくださいね。必要以上に怖がることはありませんが、備えることでもっと安心して暮らしていくことができますよ(^^♪