家賃の日割り計算方法
日割り家賃の計算方法と節約方法を知っておこう
こんにちは!「志木・朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
賃貸に入居する時の初期費用のなかに「日割り家賃」という項目があります。また退去時にも、特に取り決めがない場合は「日割り家賃」が発生します。
「日割り家賃」は賃貸物件ではよく目にしますが、どんな内容なのか詳しくは知らないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は!日割り家賃の計算方法と節約する方法について紹介します。
日割り家賃とは?
通常の賃貸物件の家賃支払いは、賃貸借地契約では空室の即入居案件の場合、契約日から家賃が発生します。(家賃の発生日が、契約書に書かれている場合もあります。)
月の途中で契約した場合には、1か月分の家賃全額ではなく家賃を日割りにして計算した額が請求されます。退去時も同じです。
日割り家賃とは、このような月末までの入居日数で決まる家賃のことをいいます。共益費も同じように日割りになります。
一般的には、「敷金」「礼金」「前家賃」「火災保険」と合わせて、「日割り家賃」も初期費用として先払いすることになっています。
しかし例外があり、一定期間賃料が無料になるフリーレント物件では、半月~1か月くらいの家賃が無料になるため日割り家賃は発生しません。
日割り家賃に間違われやすいものに「前家賃」というものがありますが、これは日割り賃貸と同様ではありません。
「前家賃」とは、入居する月の翌月分にあたる家賃のことです。
日割り家賃の計算方法
日割り家賃の基本的な計算方法は、「家賃÷月の日数×入居日数=日割り家賃 」 です。
入居日数は、「月の日数-入居した日+1」 で計算します。
しかし「月の日数」については、「実日数制」「30日制」「31日制」 3つのパターンがあるため、どの方法で計算しているのかをあらかじめ確認しておきましょう。
月の日数は、28日、29日、30日、31日など月によって日数が違います。管理会社によっては28日までしかない月の場合でも、30日や31日で計算することもあるということです。
具体的には「実日数制」というのは、その月の実際の日数で計算する方法です。月末までの入居日数が同じであっても、何月に入居するかによって金額が変わってきます。
また「30日制」と「31日制」 というのは、その月の実際の日数には関係なく、1か月が30日もしくは31日であるとして計算する方法です。
この場合、実際の月の日数とは関係なく計算されるため、何月であっても入居日数が同じであれば金額も同じになります。
日割り家賃を節約するには?
初期費用は高額になりがちなので、支払いが大変だと感じることも多いですよね。そこで、日割り家賃を少しでも節約するための方法をご紹介します。
フリーレント物件から探す
フリーレント物件とは、一定期間の家賃を無料にしてくれる物件のことです。
無料の期間は貸し主が決めるため、物件ごとに期間が異なります。
一般的には、半月~1か月ほどの家賃が無料になるため、日割り家賃は発生しなくなることが多いのです。
日割り家賃の値引き交渉をする
貸し主の大家さんやオーナーと日割り家賃の交渉をすると、日割り家賃の一部を割り引いてもらえる場合があります。
貸し主としては早く借り主を見つけたいため、閑散期や空室状態の場合には交渉に応じてくれるケースがあります。
しかし人気がありすぐに借り主が見つかる物件や、3月9月の引越しシーズンには、なかなか値引き交渉に応じてもらえません。
入居日を遅くする
引越しを急いでいない場合には、月末に入居すると日割り家賃が安くなります。
またちょうど1日に入居する場合には、通常の家賃になるため日割り家賃は発生しません。
しかし月末は引越し業者の相場が高くなることが多いため、かえって全体の費用が高くなってしまわないように注意しましょう。
初期費用をおさえるコツを知っておこう
引越しには思いがけない出費があり、何かと費用がかさむものです。特に初期費用は高額になるため、まとまったお金が必要になります。
初期費用の内訳や、引越しに関わる費用をおさえる方法について知り、節約できるところはなるべく節約していきたいですね。