2024.1.24
災害に強い家選びのコツ!家庭ですぐにできる防災対策も紹介!
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災害に強い安全な家を選ぼう!すぐできる防災対策はコレ!
こんにちは!「志木・朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
日本では毎年のように何らかの自然災害が起こるため、土砂崩れや洪水、地震のニュースで家が倒壊する映像を見ることも多いです。
また、最近では石川県の地震で家が倒壊したり、土砂崩れが起きたり、たくさんの方が被災されているというニュースが毎日のように報道されています。
【被災に遭われた方々の、一日も早い復興をお祈り申し上げます。】
突然日常が壊れてしまう怖さを知り、自分の家は大丈夫だろうかと心配になる方も多いでしょう。
災害大国の日本では住宅を購入する際や引越しで家選びをする場合、災害を受けにくい家かどうかはとても重要なポイントです。
そこで今回は!地震や水害などの災害に強い家を選ぶためのコツと、家庭でできる防災対策について紹介します。
災害に備えた家選びのコツ
本章では住宅を新築する場合や建売住宅を購入する時の家選び、引越しでの賃貸物件を探す時に、災害に備えられる家の選び方や注意すべきポイントをご紹介します。
ハザードマップで安全な地域を選ぶ
市町村が地形や地盤、土地の標高などから自然災害の被害予測をして、地図化したものがハザードマップです。
地震・洪水・津波・高潮・土地災害などについて、それぞれのリスクを地図上で見ることができるため、インターネットでハザードマップを調べれば安全な地域を知ることができます。
家選びを考えている地域を、ハザードマップで事前に調べておきましょう。
土地の過去や地名の由来を調べる
住みたい場所の候補が決まったら、その土地や地名の由来について調べると、さらに詳しい判断材料を得られます。
昔は沼地や池、海、田んぼだった場所を埋め立てた土地などは、水が集まりやすく地盤がゆるいこともあります。
また地名は、昔の自然災害やその土地の特質を表していることも多いので由来を調べてみると良いでしょう。
地震などの災害に強い住宅を選ぶ
建売住宅や賃貸の部屋を選ぶ場合には、家の構造や築年数などを考慮すると、災害に強い家を選ぶことができます。
具体的には地震の揺れを建物に伝えにくい「免震構造」、地震の揺れを吸収してくれる「制震構造」、建物の壁や柱の強度を上げる「耐震構造」、などの地震に強い建築工法があります。
建物の基礎についても、鉄筋コンクリートで床下全体を固める「ベタ基礎」は地震に強いといわれています。
このように住宅選びの際には、その建物の建築工法や基礎についても調べると、災害に強い住宅を選ぶことができます。
その他には耐火壁や強化ガラス、児童火災報知設備、防火シャッターなども災害時に役立つ設備です。
家庭ですぐにできる防災対策
すぐにできる簡単な対策でも、災害時には頼りになります。いざという時を想定して、できることから取り組んでいきましょう。
大型家具に対して防災対策をする
大地震の被害者は建物の倒壊以外では、家具が転倒して圧死するケースが多いといわれています。
そのためタンスや本棚、食器棚などの大型家具は、転倒を防止できる対策をしておきましょう。
壁や柱に家具を固定する「L型金具」は、大地震対策としても効果的です。
家具と天井の間に取り付ける「つっぱり棒」は揺れ対策になりますが、家具の手前側につけると外れやすいため奥に取り付けるようにします。
さらに、家具の下にストッパーを取り付けると倒れにくくなります。
ガラスの飛び散り防止
窓の横にベッドを配置している方も多いですが、地震で窓ガラスが割れると破片がベッドに飛び散ってしまい危険です。
窓のガラスが飛び散るのを防止するため、寝る時は必ずカーテンを閉めて寝るようにしましょう。
食器棚などのガラスには、飛散防止フィルムを貼ることで飛び散るのを防止できます。
家族内の連絡方法を決めておく
大きな災害時には、電話が集中するためつながらないこともあります。
家族同士で連絡が取り合えるように、電話以外での連絡方法や災害時の行動の仕方についても決めておきましょう。
災害時伝言ダイヤル(171)は被災地以外の伝言センターを使うため、非常時でもつながりやすくなっています。
コツコツと防災対策に取り組もう
災害に強い家選びができても、家具の倒壊防止などができていないと、家族の安全は確保できません。
普段の備えが、いざという時に家族の安全を守ってくれます。家族の安全を守るために、簡単な防災対策から少しずつでも取り組んでいきましょう。