2023.9.16

賃貸を途中解約する際、違約金はかかる?途中解約の手順も紹介!

賃貸契約期間中の解約・違約金はかかる?

家の契約期間の途中で転勤が決まった!途中解約できる?違約金は払うの?

こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

転勤やご近所とのトラブルなど、さまざまな事情から急に引越しをしなければならないということもあります。

そんな時「2年の契約だから違約金がかかるのでは?」「いくらくらいかかるかな?」と不安になりますよね。

そこで今回は!賃貸物件を途中解約するときに違約金はかかるのか?賃貸を途中解約する際の手順という疑問を中心に途中解約の手順などをご紹介します!

 

8174b3ee351953356bd4ce51a4b04e9c_s.jpg

一般的な賃貸物件(普通借家契約)は、2年契約となっていることが多いので、ここでは、2年契約の物件についてお話しします。

まず一般的に2年契約で家を借りた場合でも、途中で解約することは可能です。では途中解約をするときは、どのような手順で行えば良いのでしょうか。

最終月の家賃支払い方法のチェック

まず契約を終わらせる最後の月の家賃支払い方法を、賃貸借契約書で確認しておきましょう。

退去する日までの家賃を支払う日割り計算が一般的ですが、中には最終月1ヶ月分の家賃を払う月割りもあります。月割りの場合は、月末近くに退去する方がお得になりますね。

退去予告期限までに決められた場所への連絡

契約書に記載している解約予告期限を確認し、解約したい日から逆算して期限内に解約する旨を連絡しなければなりません。

家を契約するときに解約通知書を渡されている場合は、その通知書に必要事項を記入して郵送やFAX、メールなどの方法で決められた場所に提出します。

もし解約通知書がなければ、不動産会社に連絡をして郵送してもらうか、サイトからダウンロードする必要があります。

また解約を電話で伝えるだけだと、後にトラブルになることもあるのでしっかりと文書にして残しておくようにしてくださいね。

退去の立ち会い

引越しが完了したら立ち合いをします。立ち合いでは、壁紙やフローリングの傷、汚れ、設備の不具合などをチェックし、原状回復工事の内容を確認します。

この立ち合いは、借り主と管理会社もしくは清掃会社などが一緒にチェックすることになります。

退去した後は清掃作業が入るため、掃除は必要ないと思うこともありますが、汚れがひどいと清掃費用が余計にかかってしまうこともあります。

またマナーとしても、できる限り清掃をしておくとお互いに気持ち良く手続きができますよね(^_-)。

家賃・敷金の精算

退去地の立ち会いが終われば原状回復にかかる費用が確定し、家賃や敷金の精算がなされます。

違約金や原状回復の追加費用などが発生している場合は、ここで請求もしくは、敷金から清算されることが多いでしょう。

また最終月の家賃支払い方法によっては、日割り家賃が発生していることもあります。

火災保険などの解約

賃貸物件の途中解約では、家だけの解約だけでなく加入している火災保険も途中解約の手続きをしなければなりません。

火災保険は、最初に契約期間分の支払いをしておくことが一般的ですが、事前に手続きをすることで残りの契約期間分は月割りで返還されることが一般的です。

手続き方法は保険会社によって異なるので、HPなどで確認しておくと良いでしょう。


賃貸を途中解約する際、違約金はかかる?

賃貸契約期間内に途中解約をすると「違約金がかかるのでは?」と不安になりますよね。

たしかにこちらの都合で契約期間内に退去する場合は、違約金を払わなくてはならないと思ってしまいますが、契約時に「重要事項説明書」と「賃貸借契約書」に違約金について記載されていなければ、基本的に支払いの義務はありません!(^^)!

違約金が発生する例としては、最低限の入居期限が定められている「短期解約違約金」などがあります。

これは敷金礼金がかからないゼロゼロ物件に多く、「1年以内に解約する場合は、半月分の家賃を支払う」などと明記されています。

この場合はルールに従って退去予告をしても、違約金を支払う必要があるので注意してください。

また違約金を支払う条件や金額などは貸し主がある程度自由に決められるので、物件を契約する前に確認することが大切ですよ。


契約期間中でも途中解約できる!...でも契約書は確認しよう!

2年契約で借りた物件でも決められたルールに従って退去予告などを行えば、解約できます。しかし内容によっては、違約金が発生してしまうこともあります・・。

もし、途中解約などについて不安なことやわからないことがあったら、「こんなことを聞いても大丈夫かな」とためらわずに管理会社や不動産会社、貸し主に確認してみると安心ですね。

これからの暮らし
住み替え相談