分譲賃貸と賃貸の違い
家を探している時に目にする分譲賃貸って?ただの賃貸じゃないの?と不思議に思ったママへ。
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
不動産情報サイトなどを覗いていると分譲賃貸という言葉を目にすることがあります。
なんとなく、ただの賃貸物件より良いような気もしますが、実際のところはどうなのでしょうか。
そこで今回は!分譲賃貸や賃貸との違い、住むメリット、デメリットなど分譲賃貸について知りたい!にお答えします。
分譲賃貸とは?賃貸との違いも紹介!
家を探すため賃貸情報誌やネットを見ていると「分譲賃貸マンション」「賃貸マンション」という言葉を目にすることがあります。
どちらも賃貸マンションですが、頭に分譲がつくと内容が変わってくるような気がしますよね。
では分譲賃貸マンションと賃貸マンションは、何が違うのでしょうか。
まず分譲賃貸マンションと賃貸マンションの大きな違いは、その部屋の所有形式です。
分譲賃貸マンションは、物件を購入した一個人がオーナーとして貸し出しているという特徴があります。物件を購入したオーナーが転勤などの事情や投資などの目的で他の人に部屋を貸し出すことを分譲賃貸というんですね。
対して賃貸マンションは、土地や建物を1人のオーナーや不動産会社が所有し、入居者を募集して1軒ごとに貸し出す形式となっています。
つまり部屋ごとに所有者が違い、個々にオーナーと契約を結んで賃貸するのが分譲賃貸マンション、1棟丸ごと所有者が同じで他の部屋とほぼ同じような条件で契約を結ぶのが賃貸マンションとなります。
分譲賃貸に住むメリット
分譲賃貸マンションに住む最大のメリットは、室内設備のグレードが高い傾向にある点です。
一般の賃貸マンションは、人に貸して利益を上げることが目的となっているため、費用を抑えた設備で作られていることが多いですよね。
例えばキッチンやバスルームなども、賃貸仕様の大量生産の設備を用いているので、画一的でどの部屋も同じような印象を与えます。
しかし分譲賃貸マンションの場合は、オーナーが自分で住もうと思って購入するため室内設備などのグレードが高いことが多いです。
例えば分譲賃貸マンションに標準でついている設備に、お湯はり機能や追い炊き機能、床下収納、タンクレストイレ、遮音性が高いフローリングなどがあります。
もちろん物件によって異なるため、借りる前に念入りに確認しましょう。
分譲賃貸に住むデメリット
メリットばかりの分譲賃貸にもデメリットと思えることがあります。
家賃が高い
ローンを組んで分譲マンションを購入しているオーナーが多いため、どうしても月々のローン返済額がベースになって家賃が決まっています。
そのため、一般的な賃貸マンションよりも家賃が高くなってしまうこともあるでしょう。また、設備などのクオリティが高いことも家賃が高くなる要因の一つになります。
物件数が少なく期間限定のこともある
元々オーナーが住もうとして購入することが多いので、賃貸として市場に出ることが少ないです。
また、オーナーが転勤している期間だけなど期間限定での賃貸契約になることもあります。
これを「定期借家契約」といいますが、この場合はどんなに気に入っても期間を延ばして住むことができません。そのため、分譲賃貸マンションを借りる場合は、契約内容を必ずチェックするようにしてくださいね。
マンション自体のルールとは別にオーナーのルールが存在することも
マンションなどの集合住宅では、誰もが守らなければならないルールが設けられています。
これらのルールを守ることは当然ですが、分譲賃貸マンションの場合は、オーナーが独自で決めているルールがあることも。
そのため守らなければならないルールが増える点は、頭に入れておく必要があります。
質の高い部屋を探すなら分譲賃貸マンションもあり!
個人がオーナーの分譲賃貸マンションは、オーナーが住もうと思って購入した物件も多いため、住む人目線の設備が整っている可能性が高いですよ(^^♪
また分譲賃貸マンション自体が少ないので、気になるエリアに分譲賃貸マンションがあったら早めに手を打つことも大切。
もちろん、分譲賃貸マンションだからすべてが良いとは限りません。自分たちのライフスタイルに合う物件を探すことが一番大切ですよね。
でも、総じてメリットが多い分譲賃貸マンションも候補に入れて物件探しをしてみてはいかがですか?