2023.8.26

管理費・共益費ってなに?違いや値下げ方法も含めて紹介!

管理費・共益費の違いや値下げ方法

管理費・共益費って家賃とは別に払うの?必要な理由や、値下げできないのかを知りたいママへ

こんにちは!「志木・朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

アパートやマンションなどのお部屋探しをしていると、家賃の他に「管理費(かんりひ)」「共益費(きょうえきひ)」という言葉をよく見かけます。

でも管理費が必要な物件や共益費が必要な物件、家賃だけしかかからない物件などもあるので混乱してしまいますよね。

そこで今回は!管理費・共益費ってそもそもなぜあるのか。また管理費と共益費の違いや、値下げする方法に関する情報もお届けします!

あなたも管理費や共益費に詳しくなって、志木市、朝霞市で賢くお部屋探しをしてみてはいかがでしょうか!

管理費・共益費とは?違いや値下げ方法も含めて紹介! (01).jpg


管理費・共益費とは?違いも含めて紹介!

管理費・共益費とはマンションなどの物件の共有設備を管理・維持するための費用です。

マンションやアパートには共有設備がたくさんあります。例えば共有の入り口、エントランス、ゴミ置き場、階段やエレベーター、廊下、浄化槽、花壇などです。

共有部分が故障もなくいつも綺麗にされていると、気持ちよく住むことができますよね。そのために使われるお金が、管理費・共益費なのです。

管理費・共益費は両方を払う必要はなく、どちらか片方しか払う必要はないので安心してくださいね。

では管理費と共益費は、どう違うのでしょうか?

管理費って何の費用?

「マンションの事務を処理し、設備その他共用部分の維持及び管理をするために必要とされる費用をいい、共用部分の公租公課等を含み、修繕積立金を含まない。」
出典:不動産の表示に関する公正競争規約施行規則


共益費って何の費用?

「借家人が共同して使用又は利用する設備又は施設の運営及び維持に関する費用をいう。」
出典:不動産の表示に関する公正競争規約施行規則


不動産公正取引協議会連合会による管理費、共益費のそれぞれの定義は上記の通りですが、実際にはほとんど同じ意味で使われています。

また大家さんや不動産屋さんが自分なりの決め方をしていることも多いので、どんな費用が含まれているのかをよく確認しておきましょう。


管理費・共益費がない物件はお得なの?

管理費・共益費が要らない物件は家賃だけを支払えばいいので、金額的にとてもお得な物件のようにも思えますよね。でも必ずしも、管理費・共益費が要らない物件がお得とは限らないのです。

管理費・共益費が要らない物件は、その金額を家賃に含めているだけというケースが多いです。一般的に無料やサービスになっている訳ではないので、注意しましょう。

賃貸では管理費・共益費の相場は、家賃の5~10%程度です。分譲マンションの場合は賃貸よりも共用設備が多いため、賃貸よりも管理費・共益費の相場が高めになっています。

分譲マンションの場合には、管理費・共益費の額は実際に必要な金額を請求されていることが多いため、使う費用が減れば管理費・共益費も減ります。

管理費・共益費が安い場合には、修理がされていないことや清掃が行き届かず汚れが目立つこともあります。

多くの場合、金額が安いのには理由があるため、共有設備がきちんと的確な管理がされているか、手抜きはないかなどを実際に見て確認しておきましょう。


管理費・共益費の値下げ交渉方法!

気になる管理費・共益費の金額についてですが、値下げの交渉をすることはできるのでしょうか?

嬉しいことに、大家さんが直接管理している場合には交渉がしやすいです。

家賃は他の入居者との関係から値下げが難しい物件でも、管理費や公益費なら値下げに応じてくれることもあります。予算オーバーの物件に入居したい場合諦めてしまう前に、管理費・共益費を値下げできないか一度交渉してみてはいかがでしょうか。

管理費・共益費の値下げ交渉をするのは、契約前がおすすめですよ。

交渉方法の1つとして前払いもあります。半年や1年分の前払いをする条件で交渉してみるのもいいかもしれませんね。

逆に管理会社が管理している物件では、例外を作ることが難しいため、値下げ交渉が難しいようです。


契約前に管理費・共益費のチェックを忘れずに!

管理費・共益費が必要とされている物件は、基本的には家賃と同じように毎月支払わなければなりません。そのため物件を検討する際には家賃だけを見て決めるのではなく、家賃と管理費・共益費を足した総額で物件を選んでくださいね。

管理費・共益費の支払いを見落として家賃だけを見て契約をしてしまうと、後で予算オーバーだったのに気が付き困ってしまうことになりかねません。

契約をする前に、管理費・共益費の必要な物件かどうかを忘れずにチェックしましょう。

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