両親への仕送り
両親へ感謝の気持ちを表したい!いくら仕送りをしてあげたら良い?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
自分が親になってみて「子育てってお金がかかるなぁ」と思うことが多々あります。
そんな時「自分の親も大変だっただろうな」と実感して感謝の気持ちを仕送りという形で表したいと考えることもあるでしょう。
また、物価高で年金だけでは生活が苦しそうだから仕送りして少しでも生活を助けてあげたいと思うこともあります。
「仕送りしたいけれど、ウチも大変だし...よそのおウチはどれくらい仕送りしているの?」と、実際の仕送り額などが気になることもありますよね。
そこで今回は!両親への仕送り平均額や仕送りを始めるタイミング、贈与税などについて解説します!親への仕送りを考えているママやパパ、必見です(^^♪
気になる!親への仕送り平均額は?
ママ友との会話で「親に仕送りをしているから家計が大変で...」といった話を聞くことがあります。
「よそのおウチは仕送りをしているみたいだけれど、ウチもした方が良いのかな」「親も生活が苦しいって言っていたし...」と考えてしまいますが、実際にどれくらいの人が親に仕送りをしているのでしょうか。
内閣府が行った調査によれば、1.4%の方が別居している親への仕送りを行っているようです。
また仕送りの平均額は、64,000円という結果が出ていますので、意外にも大きい額を仕送りしているように思えます。
しかしこの数値は平均額ですので、月に1万円程度の金額を仕送りしている方もいれば、10万円を送っている方もいるため、全ての方が6万円程度の支援をしているわけではありません。
出典:平成22年度 高齢者の現状及び今後の動向分析についての調査報告書(全体版) 第2章 「平成19年 国民生活基礎調査」の分析 経済状態に関する集計
どんなタイミングで仕送りを始める?
親から仕送りを頼まれた場合は、仕送りのタイミングを考える必要はありませんが、自主的に仕送りをする場合は「いつ頃から送ってあげるのがベスト?」と悩んでしまいますよね。
仕送りを始めるきっかけとして多いのが、「親が年金暮らしになった」「病気やケガで高額の治療費が必要となった」と、親の生活に具体的な変化が生じてサポートが必要となった時です。
しかし、親として子どもに迷惑をかけたくないと我慢してしまう親もいます。親がある程度高齢になったら、どのような生活をしているのかさりげなくチェックして、必要であればサポートができるようにしてあげると良いですね!(^^)!
親への仕送りは贈与税がかかる!?
親に仕送りをする時に、気になるのが税金です。
仕送りは基本的に贈与税の対象外
一般的には、人から財産を受け取った場合、貰った方が贈与税を支払う義務があります。
しかし親や子どもへ、夫婦や兄弟姉妹などの扶養義務者が行う仕送りは生活費などに利用されるためなので、贈与税はかかりません。
また、親の入院や治療などにかかる医療費や介護施設への入居金などのまとまったお金も生活に必要な費用とみなされるため贈与税の対象にはなりません。そのため、確定申告も不要となります。
そのかわり、親の生活をサポートする贈与であることを明確にするため、親が生活に必要なお金を出し入れしている口座に直接振り込むことが重要です。
生活費の口座に振り込むことによって、親の生活を支えるための仕送りであることが明確になります。
場合によっては贈与税の対象となることも!
前述したように基本的に親への仕送りは贈与税の対象となりませんが、用途によっては課税対象となることもあります。
例えば、親が仕送りしてもらったお金を貯金したり株式などを購入するための資金に充てたり、親に資産・収入が十分にあるのに仕送りをしたりする場合は、生活に必要なお金としてみなされないため、贈与税を支払う必要があります。なお贈与税の課税対象は、年間110万円を超える金額を贈与した場合です。
このように仕送りの用途によっては、課税対象となることもあるため、税務署に確認することをおすすめします。
親への仕送りは無理のない範囲で
今まで育ててくれた親に対して仕送りをすることは、感謝の気持ちを表す行動として素晴らしいことかもしれません。
しかし、子どもがいる家庭としては仕送りが負担になり、結果、共倒れしてしまう事態も考えられます。
そんな悲惨なことにならないためにも、親への仕送りは、無理のない範囲で行うことが大切です。
また、お金を送ることだけが親をサポートする方法とは限りません。公的な制度を調べるほか、申請を手伝うなどして親の生活を助けることもできるでしょう。
仕送りを含めて、いろいろな方法で親をサポートしてあげられると良いですね!(^^)!