「インフルエンザかもしれない...」 冬の寒さが本格的になってきた時...💦
そんな不安を抱えるパパやママが多いことでしょう。
子どもの急な高熱に慌ててしまう気持ち、本当によく分かります!
でも、そんな時こそ一呼吸置いて、「やってはいけないこと」を確認してほしいのです。![]()
こんにちは!ステキライフ編集部です💕
今回は、インフルエンザ罹患時に絶対に避けてほしい行為と、特に注意すべき!
「市販の解熱剤」のリスクについて、詳しく紹介します。
市販の解熱剤の安易な使用(最重要NG)
まず、最もお伝えしたい事、それは「家にあった市販薬を飲ませること」の危険性です。
実は、インフルエンザの時に使うと非常にリスクが高い成分があります。
◆ 絶対に避けてほしい成分名
以下の成分が含まれる薬は、インフルエンザの疑いがある時には絶対に使用しない!
・ ロキソニン(ロキソプロフェン)
・ ボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)
・ ポンタール(メフェナム酸)
・ バファリンなどのアスピリン系
これらは、インフルエンザ脳症のリスクを高めたり、
重篤な合併症を引き起こす可能性があることが分かっています。
◆ 恐ろしい「ライ症候群」とは
特に注意が必要なのが「ライ症候群」です。
これはインフルエンザ脳症の中でも非常に稀ですが、恐ろしい病態です。
主にインフルエンザや水痘(水ぼうそう)などのウイルス感染中に、アスピリンを服用した子どもに多く見られることが報告されています。
・ 症状: 激しい吐き気、嘔吐、けいれん、錯乱、昏睡など。
・ 身体の変化: 脳の炎症や腫れ(急性脳症)と同時に、肝機能の急激な低下の恐れ
現在、アスピリンの使用が控えられるようになったため、発症数は激減しています。
一度発症し重症化すると、後遺症が残るケースもあるため、絶対に油断は禁物です。
◆ 使うなら「アセトアミノフェン」
もし解熱剤を使うのであれば、比較的安全性が高いとされる、
「アセトアミノフェン」主成分のもの(アンヒバ坐剤、カロナールなど)を選びましょう。ただし、これもできれば医師の診察を受けて処方してもらうのが一番安心です。
「無理な社会復帰」と「外出」のNG
「熱が下がったから大丈夫」という自己判断が、周囲への感染拡大を招く最大の要因です。
◆ 解熱後すぐの外出はウイルスをばらまく
インフルエンザのウイルスは、熱が下がった後も数日間は体内に残り、体外へ排出され続けています。
学校保健安全法では、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」が出席停止期間と定められています。
大人の場合も、この基準を一つの目安にするのが社会的なマナーです。
◆ 解熱剤を使っての強行出勤・登校
解熱剤で一時的に熱を下げ、無理やり動くことは絶対にやめてください。
体の中ではまだウイルスと免疫が戦っており、心臓や肺に大きな負担がかかっています。
この無理が原因で、肺炎や心筋炎などの恐ろしい合併症を引き起こすこともあるのです。
「家庭内ケア」でやってはいけないこと
家の中での看病中にも、ついついやってしまいがちなNG習慣があります。
◆ 換気不足とタオルの共用
ウイルスは狭くて密閉された空間が大好きです。
・ NG: 部屋を閉め切り、家族全員が同じタオルで手を拭く。
・ OK: 1時間に一度は窓を開けて空気を入れ替え、
タオルはペーパータオルにするか、個人専用のものを用意しましょう。
◆ 水分補給を後回しにする
「何か食べさせなきゃ」と焦る必要はありません。
食欲がない時に無理に食べさせると、消化にエネルギーを使ってしまい回復が遅れます。 一番大切なのは**「水分」です。
高熱による発汗は、自覚がないまま脱水症状を引き起こします。
水だけでなく、経口補水液やスポーツドリンクで塩分も一緒に補いましょう。
「異常行動」への無警戒(パパ・ママ必読)
インフルエンザで特に怖いのが、急な「異常行動」です。
これは薬の副作用だと思われがちですが、実は薬を飲んでいない子でも、インフルエンザそのものの影響で起こることがあります。
・ 絶対にやめてほしいこと: 発症から少なくとも2日間、病人の子を一人きりにすること。
・ 具体的な対策: 2階の部屋ではなく、1階の部屋で寝かせる。
① ベランダや玄関の鍵をしっかりかける。
② 常に誰かが様子を見守る。
「急に立ち上がって窓を開けようとした」「うわごとを言って走り出そうとした」という報告は少なくありません。
最悪の転落事故を防ぐために、この期間は徹底的な見守りをお願いします。
ナースから伝えたい「笑顔を守るため」の心得
インフルエンザが流行ってくると、ママたちは「私がしっかりしなきゃ」と検索魔になり、不安でいっぱいになってしまいますよね。でも、まずは基本を大切にしましょう。
・ 手洗い・うがい: シンプルですが、物理的にウイルスを落とす最強の手段です。
・ よく食べ、よく眠る: 免疫力のサポートは日々の生活から。
・ いざという時の備え: 夜間休日診療所の場所や、アセトアミノフェンの在庫を確認しておく。
もし子どもがインフルエンザになっても、自分を責めないでください。
ウイルスはどこにでもいます。
大切なのは、罹った後に「NG行為」をせず、適切にケアしてあげることです。
まとめ
インフルエンザは、正しい知識を持って向き合えば、必ず乗り越えられる病気です。
「市販の解熱剤は成分をチェックする」
「解熱後も数日はゆっくり休む」
「異常行動に注意して見守る」
この3点を守るだけでも、大切なお子さんの命と健康を大きく守ることができます。
検索時間を減らして、その分、お子さんと笑顔で過ごせる時間が増えますように。
この記事が、いざという時のお守り代わりになれば幸いです。




