夫との死別ややむを得ない事情で離婚しシングルマザーになった場合、
それと同時に子どもの養育、就職先、さまざまな金銭的な問題を抱えながら、
引っ越しを考えることも多いのではないでしょうか。
こんにちは!ステキライフ編集部です💕
今回はシングルマザーの物件選びがテーマ!
賃貸物件を中心として、どういった物件があるのか、賃貸物件の選びのポイントは何か等。
詳しく解説します。
物件探しまでの流れ1~9項目!
- 条件を検討する。
どうしても譲れない条件を決めましょう。
住居地区の範囲、部屋の条件
子どもの学区、治安なども考慮すると◎。 - 部屋探し。
不動産の情報サイトで検索。
条件に合う物件があったらチェックしていきましょう。
何件か目星をつけましょう。 - 不動産会社へ訪問。
自分がいい、と思った物件の会社へ。 - 物件を内見。
数件みて見比べてみましょう。 - 申し込み。
物件を決めたら申し込み。 - 入居審査を受ける。
大家さんと不動産会社がチェックします。 - 要事項の説明を受ける。
申し込んだ不動産会社で説明を受けることが多いです。 - 契約をする。
手続きを済ませます。 - 引き渡しと入居。
引っ越しの手配・引き渡しの立ち合
※上記のような流れで物件探しから入居までの流れになることが多いです。
では、どのようなことが審査されるのかをみていきましょう!
入居審査のポイント!
入居審査のポイントは、収入と連帯保証人の有無です。
連帯保証人とは、借主が家賃の支払いを行わなかった場合、本人に代わって滞納した家賃を支払う人のことです。
家賃を滞納するようなことがないか、支払い能力は大きなポイントになります。
勤続しており、一定の収入がある場合と収入がまったくない場合とでは、少々異なる部分があります。
ですが、まったく収入がなかった場合でも、物件を探し、入居することは可能です。
そのポイントとは.........。
個人の状況に応じて、しっかりと見極めて探すことがポイント!
収入のある・なし 探し方のポイント!
一定の収入がある場合
探せる物件は多いようです。
連帯保証人がいない場合は、賃貸保証会社を利用することを考えましょう。
昨今では、賃貸保証会社の加入が必須な場合も多くなってきました。
不動産会社に一度相談してみるのがおすすめ。
一定の収入がない場合
預貯金があるなしを証明しなければならない場合もあります。
支払い能力がまったくない、ということになると賃貸はとても難しいのが現状です。
もし、まったく収入がない場合は、安定的に一定の収入のある人を契約者にするか、
生活保護の申請を考えてみてもいいでしょう。
まずは、住むことを考えている地区の自治体に相談にいくのがおすすめです。
シングルマザーにおすすめの物件選び
おすすめの物件3つ!
UR賃貸住宅...............礼金・手数料・更新料・保証人なし。エリアに限りあり。
県営や市営住宅.........県営や市営の住宅は、年収に応じて家賃が決定。
民間の賃貸より安く借りられるが、キッチンやお風呂などの設備機器が古いところが多い。
母子ハウス...............礼金がない所がほとんどで、更新料もなし。
ただし、水道光熱費やネット代を含む共益費が必要)。玄関、キッチンなどはシェア。
それぞれの物件のメリット・デメリットを理解し、住む地区の自治体を窓口にすると、スムーズに進められるのでおすすめです。母子向けのNPO法人、子育てネットワークを知ることができます。
悲しいことですが、シングルマザーを理由に断る大家さんも中にはいます。
そのような現状を変えるべく、2021年4月にはセーフティネット法が施行されました。
※住居セーフティネット法......「住宅確保要配慮者(高齢者、子育て世帯、低所得者、障がい者、被災者な
ど)」が入居しやすい賃貸住宅の供給を促進するために制定された法律。
参考資料:国土交通省HP「住居セーフティネット法」
国も動き出している昨今。一人で頑張ることなく、頼りながらやっていきましょう。
まとめ
今回はシングルマザーの物件探しについて紹介しました。
いろいろなことがあり、どうしてもシングルでやっていかなくてはならない人もいます。
母子家庭は収入の不安から賃貸を断られてしまう場合もあり、考えることは山積み。
いろいろな問題を一人で抱えてしまう人もいるでしょう。
もし、どうしても一人でやっていかなくてはならなくなってしまった場合。
自治体の窓口を頼りましょう。
物件探しは、セーフティネット法と検索すると、それに向いた住居を検索することも可能です。
また、公的な支援を活用することで、経済的な負担を減らすことはできます。
周囲に頼ることも、子どもを守る術です。いろいろなものを活用することを考えましょう。
母子にとって安定した住環境を探すお手伝いができれば幸いです。