2025.4. 7

子どもの教育費を賢く準備する!補助金・助成金の活用ガイド

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こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪

子どもを養育する家庭では心配が尽きませんよね。特に金銭的なことは、いろいろと準備や工夫をしても、思わぬ支出や収入の減少などで教育資金が足りなくなったりすることも。

国ではいろいろな補助金や助成制度をおこなっています。また、志木市や朝霞市でも対象者に対して取り組みをしています。

子どもの教育費の準備に関する方法や、国がおこなっている補助金や助成金の内容を紹介します。賢く子どもの将来のために準備していきましょう!

国がやっている補助金・助成制度

子ども1人に必要となる教育費は、幼稚園から大学まですべて公立校に通った場合でも1,000万円弱、すべて私立校に通った場合は2,000万円以上になると言われています。

計画的に堅実的に考える必要があります。幼稚園から高校までは月々の家計の中から賄っていくことでしょう。それ以降の専門、短大、大学は進学先によって大きく変わってきます。

そこで、まずは国による補助金や助成制度を紹介します。



0歳~5歳までの補助金

令和元年の10月より、保育の無償化がはじまりました。これは全世帯が対象です。

0~2歳時の保育料金については、住民税非課税世帯は無償、住民税課税世帯は第2子は半額、第3子以降は無償となります。

また、各施設3歳~5歳までの保育が無償化になりました。補助金額があり、各保育施設が実費で請求する費用(通園送迎費、各種材料費、行事費用等)以外の費用がかからなくなっています。



  • 認可保育施設・認定こども園...全額補助
  • 認可外保育施設.....................月額37,000円まで
  • 幼稚園(通常保育)...............月額25,700まで
  • 幼稚園(預かり保育)............月額11,300円まで
  • 障害児通園施設.....................全額補助

※2025年4月7日現時点の内容です。

小学生~中学生までの補助金

対象者は生活保護受給世帯、生活保護受給世帯に準ずる程度に困窮している世帯です。下記の項目が補助対象になります

  • 学用品
  • 費体育実技用具費
  • 新入学児童生徒学用品費等
  • 通学用品費
  • 通学費
  • 修学旅行費
  • 校外活動費
  • 医療費
  • 学校給食費
  • クラブ活動費
  • 生徒会費
  • PTA会費
  • 卒業アルバム代等
  • オンライン学習通信費



高校生の補助金

「就学支援金」というものがあります。各自治体により、支援金額、対象世帯は違ってきます。これは公立高校、私立高校共にある制度です。各補助金はお住まいの地域にお問い合わせください。



大学生の補助金

各進学先にあるものや、奨学金を利用してみましょう。昨今の奨学金は幅広くなってきています。無利子のものもあり、ご家庭に合わせて選択できるようになりました。

奨学金サイト:ガクシー



その他

出産一時金・児童手当等、また移住制度内に子育てに関する補助金を出している県や市もあります。



志木・朝霞の制度

小中学生向けの学びの機会を逃さないためにある就学制度です。志木市では下記をおこなっています。

対象者:志木市に住所(住民登録)を有し、次のいずれかに該当する方

  • 世帯の年間総所得金額が定められた金額以下の世帯
  • 災害等の特別な事情により、学校での必要な費用にお困りの世帯

 

援助対象 小学校 中学校 支給方法等
学用品費(年額) 11,630円 22,730円 分割支給

通学用品費

(年額)

2,270円(1年生を除く) 分割支給
新入学学用品費(年額) 57,060円 63,000円

1学期末に支給毎年4月1日

認定者のみ

学校給食費 実費相当額 分割支給
校外活動費 実費相当額(参加者のみ) 実施後の学期末に支給
宿泊活動費
修学旅行費
医療費 学校での検診により治療勧告を受けた疾病
(トラコーマ、結膜炎、白癬、疥癬、膿痂疹、中耳炎、慢性副鼻腔炎、アデノイド、う歯、寄生虫病)

オンライン学習

通信費

年間限度額14,000円
<実施状況により月額単位支給>
学期末に支給(世帯単位

※2025年4月7日現時点での内容です。

参考資料:志木市子育て応援サイト

朝霞市でも同様の取り組みがあります。朝霞市子育て応援サイト ←こちらをご覧ください。賢く活用しながら子どもの教育資金をためていきましょう。



賢く貯めるためにすることは?

お金を賢くためていくためには色々な方法があります。地道に貯める、という方法でもいいですが、時間や保証といったことを味方にしていくのもいいですよ。方法を3つほど紹介します。



学資保険に加入する

学資保険は貯蓄型の保険で、確実にお金を貯める、という目的をもった保険です。進学のタイミングでお祝い金や満期でまとまった金額を受けとることができます。保険会社によっても違いますので、いろいろ見てみるのがいいでしょう。



投資をしてみる

投資の最大のメリットは、普通預金・定期預金、または学資保険などと比べて、より元金や払込金額以上にお金が増える可能性がある、という点です。

おすすめはNISA。2024年からの新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠のいずれも非課税保有期間の制限がなくなりました。なんと、無期限化されています。

特に積み立てNISAは、毎月少額から積み立てることができます。他の投資のように買うタイミングで悩まずに続けやすいという点もポイントです。年間の投資枠は120万円と決まっているため、堅実的な方におすすめの方法と言えます。

 

FPに相談してみる

資産形成を考えた時、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのはおすすめです。お金の専門家でもあり、資産運用の相談にのってくれます。

経済面、実用面、総合的な資金目標をいっしょに立ててくれるので、夫婦で相談にいくのがおすすめですよ。

まとめ

心配が尽きない子どもの教育資金。どれくらいまで貯めたらいいのか。何をどうしたら貯まるのか。変わる経済状況によって悩みは尽きません。

国、県、市町村区でいろいろな取り組みをしてくれていても、どのように活用していいのかわからないことも多いですよね。

そんな時は、お住まいの市の相談窓口やFPに相談してみましょう。堅実にしっかりと方法を考えることで、安心感が違いますよ。

いろいろな方法を考えてみましょう。参考にしていただければ幸いです。

※2025年4月7日現時点での内容です

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