子離れできない親
なかなか子離れできないのはなぜ?スムーズに子離れできる5つのコツ
こんにちは!「志木・朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
「子どもが大きくなってきたので、少しずつ子離れしなければならない。」
「でもなるべく子どもの近くにいたいという気持ちが強すぎて、子離れが難しい」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は!なかなか子離れできないという方向けに、親がタイミングよく子離れできるようになる情報をお届けします!
なぜ子離れがうまくできないのか?
一般的に親が子離れを始める時期は、小学校の高学年か思春期が始まるころからが適切だといわれています。
しかし今まで子ども中心の生活をしてきた親にとっては、子離れは生活スタイルを変えることにもつながります。
子どもから離れるのが寂しくて、うまく子離れできない人も多いようです。どうして子離れがうまくできないのか、原因を確認してみましょう。
子どもに依存しているため
自分のやりたいことや自分の時間を犠牲にして、子どもの世話を最優先する親は模範的な親のように見えます。
しかし子どもから頼られることに親が生きがいを見出していると、「私がいないとだめな子だから」と考えてしまいがちです。
それが行き過ぎると子どもに親が依存している状態になり、いつまでも子どもから離れることができなってしまいます。
子どもを自分の所有物だと思っているため
子どもを自分の所有物のように思っている母親は、子どもに対して過保護や過干渉になることが多いです。
子どもの友人や趣味、選ぶ物、進路などに対して、口出しをしたがり自分の意見を押しつける傾向があります。
子どもへの期待が大きすぎるため
母親が自分の人生で叶わなかった夢を、子どもに託してしまうことがあります。
また学歴や職業などでの自分のコンプレックスを、子どもに代理で実現させて解消しようとする場合もあります。
子どもに夢を託すと子どもへの期待が大きくなりすぎて、自分自身の願いを叶えてくれる道具のように子どもに執着してしまうのです。
子ども以外との人間関係が希薄なため
夫婦関係が悪化していると、子どもを自分の味方につけようとして過干渉になることがあります。
また日常的に親しくできる友人がいないなど、子ども以外との人間関係が希薄な場合にも、孤立感があるため子離れが難しくなります。
親が子離れするための5つのコツ
自分が子離れできない親かもしれないと思う場合に有効な、子離れのコツをいくつかご紹介します。
子どもの個性を尊重する
親の理想像に子どもを無理に近づけようとするのではなく、子どもは親とは別の人間だと認識し、子どもの個性を尊重しましょう。
優等生的な態度や特別な能力を求めすぎず、子どものありのままの個性を受け入れて伸ばしてあげましょう。
子どもの選択を応援する
小学校高学年や中学・高校に上がったら、子どもの選択が親の希望と異なる場合であっても、子どもの選択を応援してあげる姿勢が大切です。
子どもが自分の人生を自分で選択できるように、見守りましょう。
何でも自分でできるように教える
「魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という格言があります。
子どものためにと親が何でもやってあげてしまうと、子どもは自分で何もできなくなってしまいます。
失敗しないようにと親が先回りして準備をしてあげるのではなく、準備の仕方、取り組み方、使い方、確認の方法など、具体的なやり方を子どもに伝えて自分でできるように教えましょう。
自分の時間を大切にする
子どもが小さいときは、子どもを最優先にしなければならないことも多いです。
でも子離れの時期になったら子ども中心の生活スタイルを変えて、親は自分の趣味を充実させることで、子ども中心ではない自分の時間を増やしていく必要があります。
読書や散歩、映画鑑賞など、今までやりたかったけれどできなかったことに取り組んでみましょう。
ベットや植物を育てる
子どもを育てることで、育てる楽しさに目覚めた方も多いと思います。
子離れに合わせて「ペットを飼う」「家庭菜園で野菜を育てる」「植木鉢で花を育てる」などを始めると、子育てのような育てる楽しさを感じることができます。
子離れを前提にした子育てをしよう
育てるだけではなく、時期が来たら子離れするまでが子育てです。
子離れが必要なのはある程度成長してからですが、子どもが小さいころからいずれ子離れすることを前提に、自立できる子どもに育てていきましょう。