2025.11.21
子どもが巻き込まれるSNSの危険!うまく使うために親ができること!
SNSってとても便利!でも子どもに使わせるのは不安...どんな危険があるの?
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
日々進化を遂げているSNS。
「便利だなぁ」と感じる一方で、SNSに関連したニュースを見聞きすることも増えました。
SNSは自分が知らない世界(分野)を知るキッカケにもなるとても魅力あるコンテンツです。
正しい知識を持って活用していきたいものです。
そこで今回はSNSに潜む危険について紹介します。
切っても切り離せないSNSを楽しく利用していくため、ぜひ参考にしてください✨

子どもが巻き込まれるSNSの具体的な危険
SNSは多様な繋がりや情報を与えてくれますが、その影には様々なリスクが潜んでいます。
子どもたちが巻き込まれやすいトラブルや危険性を、より具体的紹介します。
【勉強が疎かになる】
写真や動画、ショートムービーを投稿・閲覧するプラットフォームが主流になった現代。
SNSは常に新しい刺激と情報を生み出しています。
トレンド情報やインフルエンサーによるコンテンツも魅力的です。
しかし、その過度な利用は学業に深刻な影響を及ぼしかねないこともあります。
● 集中力の低下と学習効率の悪化
SNSの通知や新しい投稿への好奇心から、勉強中にスマートフォンを手放せなくなります。
学習時間が減少したことで、結果、学業が疎かになり、成績の低下を招く恐れがあります。
● 睡眠不足
夜遅くまでSNSを閲覧することで睡眠時間が削られ、翌日の集中力や体調に悪影響を及ぼすケースも。
新しい単元に付いていけなくなるという負の連鎖を生み出す可能性があります。
【個人情報の流出】
子どもたちは「いいね!」や共感を求める場合があります。
無意識のうちにプライバシーを侵害する情報を公開してしまう危険性があります。
● 写真に含まれるメタデータと背景
おしゃれなカフェや風景の写真、いわゆる「エモい」画像。
撮影場所の位置情報(ジオタグ)がONになっていると、その場所が特定されてしまいます。
制服や体操服、自宅の窓から見える風景など。
写真の背景に写り込んだ情報から学校名や住まいが特定されるケースも後を絶ちません。
● ハッシュタグの安易な利用
キーワード検索を容易にするハッシュタグに、居住地や学校名。
または、行動範囲などを指定しまった場合、
悪意を持った第三者に個人を絞り込ませる手がかりを与えてしまいます。
● なりすましと詐欺
公開された情報が悪用され、なりすましアカウントの作成。
個人情報を狙ったフィッシング詐欺などのターゲットとなるリスクも増大します。
【お金に関するトラブル】
インターネット上には、巧妙に仕組まれた金銭トラブルの罠が数多く存在します。
● ワンクリック詐欺・高額請求
「無料」や「限定」といった言葉に誘われ、安易なクリックをした場合。
一方的な契約が成立したとみなされ、多額の料金を請求されるといったことに...。
詐欺被害に遭う可能性があります。
● 闇バイトへの誘導
「短時間で高収入」「即金」といった甘い言葉が横行しいるSNS。
犯罪行為(特殊詐欺の受け子・出し子、違法薬物の運搬など)の募集がSNS上で行われています。
子どもたちが軽い気持ちで応募し、知らないうちに犯罪の手助けをしてしまう事案もあります。
現代の社会問題の1つになっています。
● ゲーム内課金
親に内緒でゲーム内アイテムに高額な課金をしてしまった。
後から大きな金銭的トラブルに発展する事例もあり、非常に多く発生しています。
【デジタルタトゥー】
一度インターネット上に投稿された書き込みや画像は、完全に削除することが非常に困難です。
「デジタルタトゥー」として半永久的に残り続けます。
● 将来への影響
若気の至りや悪ふざけ、失言、誹謗中傷などの投稿が将来に影響することも。
就職活動や結婚といった人生の節目において、ネガティブな情報として掘り起こされる可能性も。
企業が採用活動で候補者のSNSアカウントをチェックすることも一般化しています。
過去の不適切な投稿が不採用の決定打となることもあり、注意が必要です。
● 家族への波及
本人だけでなく、家族が特定され、親や兄弟姉妹が誹謗中傷の対象となることも。
身近な人たちへ被害が波及する恐れもあるため、投稿内容には細心の注意が必要です
SNSを上手に使うために親ができること
【対話と学習が必要です】
SNSの危険性を回避し、メリットを最大限に享受するために最も効果的なことはなんなのか。
私たち大人が子どもと継続的にSNSの使い方について対話を重ねていくことです。
● 「家庭のルール」を一緒に作る
一方的に利用を制限するのではなく、利用時間、公開する情報の範囲。
友人とのやり取りのルールなど、家庭ごとのガイドラインを子どもと一緒に話し合いましょう。
子ども自身がルールの策定に参加することで、責任感と納得感が生まれます。
● 実体験に基づいた教訓を伝える
もし親や身近な人でSNSトラブルの実体験がある場合は、それを教訓として話を聞かせてみましょう。具体的な失敗談は、抽象的な注意よりも心に響きやすいものです。
● ポジティブな活用を促す
SNSは悪い部分だけではありません。
興味のある分野の専門家の話を聞いたり、遠方の友人や親戚と連絡を取り合ったりできます。
社会貢献活動について学んだり、新しいコミュニケーションや学びの道具としても利用も。
メリット、デメリットの両方を教えましょう。
子どもとSNSについて学びたいとき
SNSについて話し合う際、うまく言葉で伝えられないときは様々なサイトを利用してみると良いでしょう。
例えばホームセキュリティのALSOKでは、SNSについて学べる「ALSOKあんしん教室」。
ページの中では学べることがいっぱい。
情報を発信するときの合い言葉「かきくけこ」
情報を受け取ったときの合い言葉「あくまがでた」という内容で覚えやすい内容で紹介しています。
詳細はこちら ⇒ ALSOKあんしん教室【安全にインターネット 編】
まとめ:SNSは楽しいけれど危険もいっぱい!正しい知識を持って危険を回避しよう!
SNSで事件に巻き込まれたというニュースはよく聞く現代。
「自分は大丈夫」と思っている人も多いのかもしれません。
しかし、大丈夫という過信こそがSNSにおいてはとても危険。
子どもは本当に必要なもの、そうでないものを取捨選択するのが難しい時期です。
普段から家族間でSNSの使い方について話し合っていくのがおすすめです。




