2025.12. 9

子どもが約束を守れないのはなぜ?親ができることとは?

約束をしても守れない我が子!何で約束を守れないの?どうしたら守ってくれる?


こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪


我が子には、ちゃんとルールを守れる大人になって欲しいと願うもの。
小さい頃から家の中でのルールをつくっているお家もあるのではないでしょうか❓


しかし、なかなか約束を守ってくれなくてモヤモヤしてしまうこともあります。

自分が小さかった頃のことを思い出してみると...💦
やはり約束を守らなくて怒られた思い出があるのではないでしょうか❓

約束を守れない子どもの気持ちもわかりますし。
親としてはちゃんと守って欲しいと思ってしまうことが多いでしょう。

そこで今回はなぜ子どもは約束を破ってしまうのか。
子どもに約束を守ってもらうためにママやパパはどうしたら良いのかを考えてみます。

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子どもが約束を破るのはなぜ?

まず、子どもが約束を破ってしまう原因を見てみましょう。
親が自分たちの小さい頃を思い出してみると、いろいろと思いだされることもあるでしょう。

◆ 長い目で見られないから

目先のことだけで手いっぱいなりがちになってしまう子どもの場合。
将来的な見通しを立てることがまだできません。


例えば「毎日、散歩とエサやりをするから!」と約束をして犬を飼ったとしても。
結局、散歩やエサやりはママの仕事になってしまう...ことも。

しかし、子どもにとっては1カ月後、半年語、1年後のことなど先のイメージができないことが多いもの
約束を守れなかった...ということになってしまいます。

◆ 約束を守らなくても「今」困らないから

例えば、子どもが長時間にわたってゲームをしていても「今」視力が落ちるわけではありません。
宿題をしないで遊びに行っても困るのは「今」ではなくて夜です。


先のことを考えるのが得意ではない子どもにとって「今」が良ければOK!

◆ 約束をしたつもりがないから

子どもとしては約束をしたのではなく、希望を述べただけなのに親が約束と捉えてしまった...。
ということもあります。


例えば「朝は起こされなくても1人でちゃんと起きる!」と宣言したとします。
子どもとしては「起きられたら良いな」程度の感覚で言ってみただけ。

しかし、親が「約束をした」ととらえてしまうことで、
結局「自分から約束をしたのに守れない!」と怒ってしまうことになります。

気持ちをしっかりと聞き、確認することが大事です。


子どもが約束を守るために親がすべきこと

では、子どもに約束を守ってもらうためには、ママやパパがどんなことに気を付ければ良いのでしょうか。

◆ 約束を守ると良いことがあると思ってもらう

親にとっては当たり前と思える約束事も、子どもにとっては苦痛に感じることがあります。

約束をすると我慢しなければならないと子どもが感じてしまった場合
約束を守ること以前に約束をすることがイヤになってしまうかもしれません。


そうならないためにも、約束を守ったら良いことがあると感じてもらうことが大切です。
2つの例を紹介します。

【例】

「ゲームをしたら宿題をする」という約束をした場合。
いつまでもゲームを続けていたらママとしては注意しなければいけなくなります。


そこで「先に宿題を頑張っちゃえば、後からゆっくりゲームができるよ」など。
約束を守ったら良いことがあと話すことで理解してくれるでしょう。

同じ2時間勉強をするという約束も。
ずっと勉強するのではなく、1時間勉強したら30分ゲーム。
また1時間勉強したいと考えていることもあります。

【例】

夕方6時までに帰ってくると約束をするときは「6時までに帰ってきなさい!」と言うより、
「暗くなると1人で帰ってくるのが心配だから、6時までに帰ってきてね」
子どもが納得する理由を示してあげるのがおすすめです。

他の子は6時までだから同じように6時まで遊びたいと思っていることもあるでしょう。

◆ 一緒に約束を決める

親にとっては「当たり前」「子どものため」と思っている約束事。
しかし、子どもにとっては、一方的に決められて苦痛を感じる場合もあります。


そのズレによってお互いにイライラしないためにも、約束事を決める際は話し合うことが大切です。
親の希望と子どもの考えをすり合わせて約束を決めれば、ちゃんと守ってくれる可能性も高くなります。

◆ 約束を守ったら褒める

約束を守るのは当然と思わず、子どもが約束を守ったら褒めてみましょう。
年頃の子どもにも「約束を守ってくれてありがとう。とっても嬉しい」と言葉に出してみると◎💕
子どもも約束を守ったことで達成感を得られれば、これからも約束を守ろうと考えてくれるでしょう。

◆ 親も約束を守る

子どもが約束を守れる人になれるかは、親にかかっているのかもしれません。

子どもには約束を強いるのに約束を守っていなかった場合。
子どもだって「約束は守らなくても良いんだ」と思ってしまいます。


子どもと交わした約束は、どんなに些細なことでも守るようにしてください。
守れなかったら、ごまかしたりせず、なぜ守れなかったのか理由を説明して子どもに謝ことも忘れずに。

まとめ:約束は、お互いに守ることが大切

家庭や学校、会社など人が生きていく上で大切になる約束事。
約束を守ることによって、認められるようになるという事実は親ならではにわかることです。
大人になったら当然のこととして理解していくでしょう。
人生をスタートしたばかりの子どもにとっては、よくわからないことばかりのはずです。


だから、自分の気持ちを優先して約束を破ってしまうこともあるでしょう。
それは、ママやパパも経験してきたことです。
だからこそ、子どもの気持ちになって約束を守ることの必要性を教えてあげることが大切。


約束を守ると気持ちが良いことがわかれば、きっと子どもも約束を守ってくれます。

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