2022.11. 6
幼稚園や保育園への適切なクレームの入れ方とは?ちょっとした気遣いが大切!
適切なクレームの入れ方・クレーマーにならないためには
クレームと相談の違いって?適切なクレームの入れ方を知ろう
こんにちは!「志木と朝霞のママさんを応援!」ステキライフ編集部です♪
皆さんは、幼稚園や保育園でモヤモヤする出来事があった場合、どうしていますか?
家族に愚痴をこぼす、担任の先生に相談する、園長に直談判...。保育園や幼稚園に相談する場合は、一生懸命子どもをみてくれているのに意見すると失礼にあたらないか、不安になりますよね。
そこで今回は!保育園や幼稚園への適切な意見の伝え方について紹介します。ポイントは小さな気遣いです。意見する時はクレーマーにならないよう、話し方や態度を意識しながら伝えてみましょう!
どこからがクレームでどこまでが相談?
理不尽なクレームを入れる人や頻繁にクレームを入れる人は、教育の現場ではモンスターペアレントと呼ばれており、クレームを入れる際は注意が必要です。
しかし、クレームと相談の境界線は難しいところですね。まずはクレームと相談の違いを理解するところから始めてみると、抱えているモヤモヤの内容がどちらに該当するか判別しやすいですよ。
クレームは本来貿易間で使う用語!日本では不満や改善を求めることを指す
クレームとは本来、貿易において権利の主張や損害賠償の請求の際に使用される言葉です。
しかし日本では、お客様にあたる人から企業や対象者へ向けた不満の主張や改善を求めるための行為を指す言葉として認知されています。
相談は主に話し合い
不満や改善を求めるクレームに対し、相談は問題解決を目的とし、対象者間で話し合うことです。一方的にならないよう、他者の意見を聞き、その意見を踏まえて話し合いを行います。
園側にクレームを入れる際は、この相談という形で意見を伝えると角が立たずに話し合えるでしょう。
幼稚園や保育園にクレームを言う際の注意点
幼稚園や保育園に対し、改善を求める話をしなければならないこともありますから、クレームそのものが悪いことではありません。しかし、気に入らないことがあるたびにクレームを入れるのは不適切であると覚えておきましょう。
クレームを入れる理由の多くは「子どもたちが安心して園で過ごせるように」という、親心からくるものでしょう。この内容は話すべきか?ということを自分に問いかけて、どうしても伝えなければならない、後で言えばよかったと後悔しても遅いなど、必要性を感じることに絞ってみるのもポイントです。
どうしても決断できない場合は、母親やママ友に話を聞いてもらう、連絡帳を通じてお願いという形で軽く相談してみるのもいいですね。
幼稚園や保育園には、さまざまな子どもたちが通っています。先生や友だちとの関わり合いの中で成長し、思いやりの心も育まれていくのです。緊急性がない出来事は、少しの期間様子を見守ってみましょう。
幼稚園や保育園にクレームを言う際の適切な伝え方
クレームを言う時に大切なことは、冷静であることです。緊張もあり気持ちが昂ってしまいますが、感情的になると言葉も攻撃的になりやすいので注意しましょう。
強い語気で話さずとも、相手にこちらの意図は感情も含めしっかり伝わります。カッとなると、うまく言葉が出にくいことも多いので「何について・どうしてほしいか」という2つの要点を事前にまとめておきましょう。
子ども間でのトラブルの場合、先生に事実確認を行いましょう。結果的にわが子が嫌な思いをしているけれど、キッカケがわが子にあった勘違いのケースも考えられます。
相手の子が感情的になると手が出やすい場合は、先生も対応の仕方を変える気付きにもなりますから、大きなケガへ繋がる前に話し合ってみましょう。
幼稚園や保育園にクレームを入れる場合は、誰・どこに言えばいい?
誰に話すべきか、多くの人が迷うポイントですね。クレームは、内容の重要性で伝える人や場所が異なります。
子ども間のトラブルであれば、まずは接点の多い担任の先生へ伝えるとよいでしょう。しかし、担任の先生に対するクレームの場合は、クレーム対象である人へ話すことになるので伝えにくいですよね。トラブル回避のためにも、担任の先生の上司にあたる主任や園長へ相談という形で話を聞いてもらいましょう。
また幼稚園や保育園の方針に関するクレームや事件性を感じる出来事は、園長に話すのが一番です。もし聞き入れてもらえない、改善の余地がない場合は自治体へ連絡しましょう。
クレームを入れる時は冷静に!誠意をもって伝えて良好な関係を築こう
多くの先生は、子どもたちが健やかに安心して成長していけるよう、日々頑張っています。しかし、時には失敗をすることもありますし、言われて初めて気付くこともあるでしょう。
クレームを入れる時は、要点をまとめ、攻撃的にならないよう落ち着いて話してみましょう!