2026.8.24

子どもの自己肯定感が育つ親の言葉とは?今日から使える声かけのコツ

「うちの子、もっと自分に自信を持ってほしい」—— そう感じたことがある方は多いのではないでしょうか。 子どもの自己肯定感は、生まれ持った性格だけで決まるものではなく、日々の親の言葉かけによって少しずつ育まれていきます。特 […]


「うちの子、もっと自分に自信を持ってほしい」——

そう感じたことがある方は多いのではないでしょうか。

子どもの自己肯定感は、生まれ持った性格だけで決まるものではなく、日々の親の言葉かけによって少しずつ育まれていきます。特別なことをする必要はありません!

こんにちは!ステキライフ編集部です💕

毎日のちょっとした一言の積み重ねが、子どもの心の土台をつくっていきます。この記事では、自己肯定感とは何か、そして自己肯定感を育てる言葉・逆に下げてしまう言葉について、参考資料をもとに整理して紹介します!

自己肯定感とは何か、なぜ大切なのか


自己肯定感とは、ありのままの自分を認め、受け入れられる感覚のことです。

【2種類の自己肯定感】

■「相対的自己肯定感」…テストの点数や運動の得意・不得意など、他者との比較で得られる
■「絶対的自己肯定感」…根拠がなくても「自分ならきっと大丈夫」と思える

後者は特に、幼少期の保護者との関わり方によって育まれるものとされており、大人になってからの人間関係や困難への向き合い方にも大きく影響します。

自己肯定感が十分に育っていないと、子どもは自分に自信が持てず、新しいことへの挑戦をためらったり、失敗を過度に恐れたりする傾向が見られます。
反対に自己肯定感が育っている子どもは、うまくいかないことがあっても「次はどうすればいいか」を自分で考え、試行錯誤しながら前に進む力を持つようになるといわれています。

変化の大きい時代だからこそ、自分らしく自信を持って生きていく土台として、自己肯定感の重要性が注目されています。

一方で、日本の子どもたちは国際的に見て自己肯定感が低い傾向にあるとも指摘されており、年齢が上がるにつれて「自分には良いところがある」と答える割合が減っていくというデータもあります。だからこそ、家庭での日々の言葉かけが持つ意味は小さくありません。

自己肯定感を育てる言葉・下げてしまう言葉


具体的にどのような言葉が子どもの自己肯定感を育てるのでしょうか。いくつかのタイプに分けて紹介します。

① ありのままを肯定する言葉

「あなたはあなたのままでいいよ」「〇〇らしいね」といった、条件をつけない肯定の言葉は、子どもに心の安定をもたらします。何かができたから褒めるのではなく、存在そのものを認める言葉が土台になります。

② 感謝を伝える言葉

「手伝ってくれてありがとう」「助かったよ」など、感謝の気持ちを言葉にして伝えることで、子どもは「自分は誰かの役に立てる存在なんだ」と感じられるようになります。

③ 信頼を示す言葉

「あなたならできると思うよ」「信じているよ」という言葉は、挑戦する勇気を後押しします。結果がどうであれ、まず信頼を示すことが大切です。

④ 過程を認める言葉

「よく頑張ったね」「最後まで諦めなかったね」というように、結果だけでなく取り組む姿勢や過程に目を向けた声かけも、子どもの努力を支える力になります。

一方で、気をつけたい言葉もあります。「お兄ちゃんはできるのに」といった比較の言葉は、自己否定感につながりやすいとされています。

また「いつもそうだよね」「どうせ〇〇だから」という決めつけの言葉は、子どもの可能性を狭めてしまう恐れがあります。忙しい毎日の中でつい口にしてしまいがちな言葉だからこそ、意識して見直してみましょう。

日常生活で自己肯定感を育てる関わり方の工夫


言葉かけと同時に、日々の接し方も自己肯定感の育成に関わっています。まず大切なのは、子どもが自分で考える余地を残すことです。

親が矢継ぎ早に質問したり、先回りして答えを与えたりすると、子どもが自分の頭で考える機会を奪ってしまうことがあります。ひと呼吸おいて子どもの様子を見守り、考える時間を与えることが、安心感や自分の存在意義を感じることにつながります。

また、思春期の子どもに対しては、家庭や地域の中で何か役立つことに貢献できる機会を用意することも効果的だとされています。誰かの役に立てたという経験は、自尊心の大きな支えになります。一人で取り組めることでも、友人と一緒に行うことでも構いません。「本当に価値のあることができるようになるには時間がかかるものだよ」と伝えることも、結果を焦らず取り組む姿勢を育てる助けになります。

さらに、特別なことをしていない場面でも「片付けてくれたね」「早起きできたね」など、あえて褒めるほどでもない小さな行動にも目を向けて声をかけることを積み重ねていくと、子どもの自己肯定感は少しずつ育っていきます。

繰り返すうちに、親自身も子どものささやかな頑張りに気づきやすくなるという効果も!

まとめ:小さな言葉の積み重ねが子どもの土台をつくる



子どもの自己肯定感は、一度の特別な出来事ではなく、日々の言葉かけの積み重ねによって育まれていきます。ありのままを肯定する言葉、感謝を伝える言葉、信頼を示す言葉、そして過程を認める言葉——これらを意識して使う一方で、比較や決めつけの言葉には注意が必要です。また、子どもが自分で考える時間を残すこと、小さな行動にも目を向けて認めることも、自己肯定感を育てる土台になります。

完璧な声かけを目指す必要はありません。今日、子どもに何気なくかけた一言を少しだけ意識してみることから始めてみてはいかがでしょう?

その積み重ねが、子どもが将来さまざまな困難を乗り越えていくための、確かな心の土台になっていくはずです。


参考資料

  1. 日本ユニセフ協会「子どもが自己肯定感を育むために親ができる3つのこと」 https://www.unicef.or.jp/kodoken/mentalhealth/parents/3-ways-to-build-self-confidence/
  2. ベネッセ教育情報「子どもの自己肯定感がグンと高まる声かけと接し方のちょっとしたコツ」 https://benesse.jp/kosodate/202403/20240316-1.html
  3. Harmonies with KUMON「子どもの自己肯定感とは?高める方法、親の接し方や心構え」 https://harmonies.kumon.ne.jp/parenting-column/education/4580/

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