2026.10.15
【小学校入学までに家を買うべき?】入学後に購入すると「転校」になりやすい3つの理由
「子どもが小学校に上がるまでに、そろそろマイホームを…」 年中・年長になると、こんなふうに考え始める20代〜30代のママは多いのではないでしょうか。とはいえ、家の購入は人生で一番大きな買い物…。 「もう少し貯金してから」 […]
「子どもが小学校に上がるまでに、そろそろマイホームを…」
年中・年長になると、こんなふうに考え始める20代〜30代のママは多いのではないでしょうか。とはいえ、家の購入は人生で一番大きな買い物…。
「もう少し貯金してから」「ライフスタイルが落ち着いてから」と先延ばしにしたくなる気持ちもあります。
こんにちは!ステキライフ編集部です💕
ただ、子どもの小学校入学を境に、家探しの難易度は一気に上がります。その理由のひとつが、入学後に家を買うと転校になる可能性が高いこと!
この記事では、小学校入学までに家を買ったほうがいい理由を、子どもとママの両方の視点を紹介します!
入学後に家を買うと、転校になる可能性が高い
まず押さえておきたいのは、家探しにはタイムラグがあるということです。
賃貸に住んだまま入学を迎え、「入学してから、じっくり家を探そう」と考えたとします。実際に購入するまでには、次のような流れが必要です。
- 希望エリアや予算の整理
- 物件の内覧や比較
- 住宅ローンの事前審査・本審査
- 売買契約
- 引き渡し
- 引っ越し
早く決まる場合でも、着手から引っ越しまで半年程度はかかります。じっくり探せば1年以上かかることも珍しくありません。希望の物件がすぐ出るとも限らず、理想のエリアが現在の学区の外にあることもよくあることです。
そうなると、小学校1年生の途中、あるいは2年生、3年生になってから転校することになりかねません💦
転校のたびに、子どもは新しい先生、新しいクラスメイト、新しい通学路、新しい校舎に慣れ直す必要があります。大人でも環境の変化は大きなストレスです。まして低学年の子どもにとっては、せっかくできた友だちと離れる寂しさも重なり、気をつけなければなりません。
新しい環境に入るタイミングについて、働くママ向けの体験談では、入学後や学期の途中から通い出すと、すでに仲良しグループができていてなじみづらいことがあると紹介されています。これは学童についての話ですが、クラスや地域の友だち関係にも同じことが言えそうです。
もちろん、子どもの性格によっては転校をすんなり乗り越えられることもあります。それでも、避けられる転校は避けたいと考えるのが親心でしょう。入学前に住む場所を決めておけば、6年間同じ学校に通えるという安心を、子どもにプレゼントできます。
「小1の壁」の時期に引っ越しが重なると、ママの負担が大きすぎる
2つ目の理由は、ママ自身の負担です。
小学校入学前後は、ただでさえ慌ただしい時期です。いわゆる「小1の壁」と呼ばれる課題が、共働き家庭を中心に待ち構えています。
たとえば、小学1年生の下校時間は早く、1年生のうちは14時すぎに下校することがほとんどだそうです。そのため放課後の過ごし方が大きな課題になり、入学前に放課後の居場所を確保することが親の重要なミッションのひとつとされています。学童の申込みや習い事の検討、祖父母のサポート体制づくりなど、入学前にやることは山積みです。
さらに、入学後も次のような予定が続きます。
- 保護者会
- 引き取り訓練
- 個人面談
- PTAの役割決め
- 毎日のように変わる持ち物や提出物への対応
この時期に「家探し」と「引っ越し」まで重なったらどうなるでしょうか。内覧の予定、ローン手続き、荷造り、各種住所変更、転校手続きと、やることが雪だるま式に増えます。仕事と育児を両立しながらこれをこなすのは、想像以上にハードです。
一方、入学前に引っ越しを済ませておけば、入学後は新生活に集中できます。
- 新しい家からの通学路を親子で一緒に歩いて確認できる
- 学童や放課後の居場所を、住む場所が決まった状態で選べる
- 近所に顔見知りができ、困ったときに頼れる人ができる
- 子どもも「引っ越し」と「入学」を別々に経験できる
「入学前に家を買う」ことは、小1の壁を少しでも低くするための、先手の準備でもあるのです。
学区は入学前に選ぶもの。教育環境と資産性の両方を意識しよう
3つ目の理由は、学区選びです。
公立小学校は、基本的に住所によって通う学校が決まります。つまり、どの学校に通わせたいかは、どこに住むかでほぼ決まるということです。
実際、教育環境を重視して学区から住まいを選ぶ家庭は増えています。不動産情報サイト「住まいサーフィン」の会員アンケートによると、「小学校の学区を意識して物件を選んでいる」という人は購入者の約1割でした。30代に限ると16%、およそ6世帯に1世帯が学区を意識しているそうです。同じ記事では、人気の公立小学校では入学目的の引っ越し組が定員の2割近くにのぼる、という専門家のコメントも紹介されています。
さらに、人気学区の物件には、資産性の面でもメリットがあります。同じ記事では、人気学区の立地の多くは需要が供給を上回るため、資産性も高いと解説されています。少子化の時代でも、教育環境のよいエリアは選ばれ続けやすいということです。
また、学区選びは校舎や学力の評判だけで決めるものではありません。同じ専門家は、住民同士のあいさつがある、ゴミ置き場のマナーが浸透している、教育熱心な家庭が多いといった環境のほうが安心だと話しています。子どもが毎日歩く道、遊ぶ公園、友だちの家庭の雰囲気は、住んでみて初めてわかる部分も多いものです。
だからこそ、入学前に住まいを決めておくことに意味があります。入学前なら、希望の学区を最優先にして、じっくりエリアを選べます。入学後に「やっぱりあの学区がよかった」と思っても、そこへ引っ越せば転校になってしまいます。
なお、通学区域の線引きや学区の人気は、自治体や年度によって変わることがあります。購入を考えているエリアの最新情報は、必ず自治体の教育委員会や学校に確認してください。

まとめ:入学前の購入は、子どもとママの「安心」への先行投資
ここまでの内容を整理します。
● 入学後に購入すると、転校の可能性が高くなる。 家探しには時間がかかり、子どもの環境変化の負担も大きい
● 小1の壁の時期に引っ越しが重なると、ママの負担が過大になる。 入学前に済ませれば、新生活に集中できる
● 学区は入学前に選ぶのがベスト。 教育環境だけでなく、資産性の面でもメリットがある
とはいえ、家の購入は、無理をして急ぐものではありません。家計に合わない金額のローンを組んだり、焦って妥協したりしては本末転倒です。
大切なのは、「入学までにはまだ時間がある」と思っているうちに、家探しをスタートしておくこと。年少・年中のうちから、次のような準備をしておくと安心です。
- 気になるエリアの学区や通学路をチェックする
- 世帯年収に合った予算の目安を知る
- モデルルームや不動産会社の相談会に、気軽に足を運んでみる
まずは情報収集から始めるだけでも、数年後の選択肢が大きく広がります。子どもが6年間、安心して同じ学校に通える環境を、今から一緒に考えてみませんか。
参考資料
- 現代ビジネス「子どもの預け先がない、働きたいけど退職せざるを得ない…親たちを悩ませる『小1の壁』の苦しい現実」
https://gendai.media/articles/-/102013 - マネーポストWEB「公立小移民」「学区」に関する記事(住まいサーフィン・沖有人氏)
https://www.moneypost.jp/218067/2/ - 東洋経済オンライン(Domani)「『小1の壁』を働くママが乗り越えるためのコツ」
https://toyokeizai.net/articles/-/340318?display=b




